自分は人を傷つけることが当たり前の環境で生きてきた
表題の通りですが、私はそういう家族環境で生きてきたので、外での人間関係ではトラブルも起こすことがあります。
消極的で引っ込み思案な性格なので、基本的には人間関係を積極的には作りにいかないし、自分も傷つきたくないので、当たり障りのない人間関係を作ります。
ただ、深くなってしまう人っています。「親友」となり得る存在だったり、何度も同じ人と遊んだり、関わったりすることが多くなってくると、そういう人と最終的には関係が拗れています。不満を持ったり、嫉妬を抱いたりすることがほとんどですが、彼らを攻撃し、傷つけたりするようになります。
ただ、家族との間ではそれが普通だったんです。そういうことが当然のようにあり、それも人と関わるうちの一つだと。そんな中で生きていたから、外でもそれは当たり前のように出てしまうわけです。
友人関係、女性関係、全てにおいてそうですが、その結果、相手に嫌われ、疎遠になり、自分自身、苦しんだことが何度もありました。
中には周りを巻き込んだこともあり、おかしいやつだときっと思われたに違いありません。
その度に自分自身も傷つき、自尊心を失っていきました。
でも、こんな自分になってしまったのは、無理もなかったと思います。相手を傷つけることが当たり前の環境の中で生きてきたんだから。
反応の仕方でその人の人格形成や人生、心の持ちようが大きく変わる
今日の母とのやりとり。
「玉ねぎこの前、生で食べた」「けど、生はとてもきつかった」「生の方が持ってる素材がかなり引き出せるらしいよ」
と自分は言いました。
これに対する母の反応。「もうそんな情報ばっかりいいよ」
こういう返し方でした。
話をしていても、私から言い訳ばっかりしか引き出さない。否定しかしないし、悪いところを指摘してはダメ出ししかしないわけです。
玉ねぎに関しては、どういう用途で使えるのか、自分なりに調べたものでした。その結果、生でも食べれるということだったので、手間もかからないし、やってみたまででした。その過程として、火を通さないほうが栄養素が残っていいという情報を得たまでだったんです。
そういう情報があったから、生で食べたわけではないんですね。
それをすごく悪意に捉えてくるんですよ。余計なことをしていると。
何か、私に対して、偏った考え方しか持っていないとしか見ていないわけです。
母の今回の返し方をこう変えるとどうでしょうか。
「へぇ、そうなんや。いろいろ調べて偉いね」
こう返すだけで、僕の人生、だいぶ変わってるやろうなと思います。
多分、生まれた時からずっと、こんな返し方しかされんかったから、自分はこんなに辛かったし、こんな風な人生を歩まざるを得なかったんやなと。
言葉一つ、反応を変えるだけで、その人の人生は大きく変わる。それも、家族だったら尚更でしょう。
逆に家族に間違った反応の仕方をされると、それだけその人に与える影響は絶大なるものということになります。
今回の母の関わり方は、そこから負の連鎖しか生まないわけです。
言い訳だったり、不快な思いだったり、マイナスな悪影響しか及ぼしません。精神面への影響も出ます。
自己否定、マイナス思考、自己肯定感の減少へと繋がりますね。
自分はそうありたくはない…と思うわけです。
その人が何気なく出した言葉に対しても、マイナスの連鎖を生んでしまうような返し方はしたくないものです。