ありがとうございます。
私が高校教師だったとき、6校中4校が底辺校と呼ばれる学校でした。
主に一般のイメージとして、学力が低い、不良、暴走族、不登校、無気力などなど。
ただ、実際は一部そうかもしれませんが、基本的には自信を無くした才能あふれる子どもたちが多くいました。
言うなれば、才能があるのに、既存の学校教育(黒板・ノート式)に合わなかっただけ。
将棋で言えば、「一歩前に出ろ」と言われて前に進むことができなかった「角」と「桂馬」。
将棋をされる方は、この2つの駒がすごく強力な駒であることを知っているかと思います。
実際の例として倉田式授業法で、この子どもたちを指導したところ、
中堅大学の入試問題を引用した「全問記述式」の定期テストで、
3期連続100点数名、平均点70点越え。
簡単に言うと、中堅大学の入試問題でよくある語群・記号選択式の問題を、さらに難しいノーヒントの記述式問題として出題しました。
それも偏差値測定不能と言われていた子どもたちにです。
もちろん、倉田式授業法を知らない他の先生たちは指導に苦労していました。
私がインチキやっているかのように上司に報告した先生も少なくありません。
教室では人気者、職員室では嫌われ者(特にベテラン男性教員から嫌われていました。)
本当は、才能の無い子どもなんていないんです。
今までの教育が合わなかっただけなんです。
今までの教育で自信を無くしてしまっただけなんです。
高学歴だけが素晴らしいのでしょうか?
中卒の偉人もこれまでの歴史上、大勢います。
子どもたちの才能は無限大。
それを見つけて、伸ばしてあげる。
これが大人の仕事ではないでしょうか?
ありがとうございます。