理論だけでは、人は動かない | 楽しさのこころ研究所 所長ブログ

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はじめまして。楽しさのこころ研究所所長の倉田です。
トラック運転手から高校野球の監督を目指し、高校の教員となり、6つの高校で生徒からの授業評価1位を獲得。
現在は「楽しさ」について研究しています。

ありがとうございます。

 

皆さんは、運動好きですか?

勉強好きですか?

 

 

世の中には、走り方、練習の仕方、勉強のやり方・・・

そういったものを伝える本、講習会、学校など多く存在します。

 

 

ただ、私が残念に思うのは、

理論ゴリゴリの人。特に男性に多いです。

 

 

正直、理論ゴリゴリの本を読んだり、授業を受けても、一部の人を除いて、つまらないと思うのが大勢だと実感しています。

 

人間は、ロボットじゃない!

人間は忘れる生き物!

人間は感情のある生き物!

こうした大事なことを忘れてしまっている理論派の人、研究者、メッチャ多いです。

(私が距離を置く人に多いタイプなので辛口です。笑)

 

逆に、楽しいと思えれば、理論そっちのけで人は動きます。

感情が動けば、人は動きます。

経済も理論ではなく、感情で動いています。

 

 

これは私の事例です。

走り方の本を出されている、実績ある男性インストラクターがいます。

私は彼の本を読みました。

 

正直、つまらなかったです。オブラートに包んで言いますが、つまらなくて眠たかったです。

そして、私は彼の本を読んでも、走ろうとは思いませんでした。

(彼のような理論派の人の本は、寝付けない夜に読むと効果的です。安眠できます。)

 

 

その後、私は新米の女性インストラクターに歩き方を習いました。

彼女は、常に楽しそうな雰囲気を醸し出していました。

この女性インストラクター、理論は少し適当なところもありましたが、感覚的に楽しさを伝えることにおいてはに、とても面白い存在でした。

私は歩き方、走り方を習っているうちに、気が付いたらフルマラソンを完走していました。楽しかったです。

初マラソンでしたが、足にけがもなく、足裏にマメすらできていなかったです。

完走した認定証の画像を、先生に喜びながら送った記憶があります。

 

理論も大事ですが、感情の伴わない理論は今後淘汰されていくと私は考えます。

それこそ、理論派の人のかわりを、今後は人工知能ロボットが請け負うでしょう。

 

 

「楽しさ」・・・これの伝わってこない理論本、ハウトゥー本は時代遅れですね。

理論も大事ですが、それに「楽しさ」も加えることができたら・・・とても面白そうじゃないですか?

 

 

ありがとうございます。