こんにちは、内山です。
今回のテーマは
『サメタイプがコーチングを受けるとこうなる』
です。
これまでサメタイプの人は
コーチングを受けても
ほぼ効果がありませんという話をしてきました。
例えば、サメタイプの人が
コーチングを受けたとします。
するとコーチから初回のセッションで
「あなたのゴールはなんですか？」
という質問を必ず受けます。
これは
・あなたがやりたいことはなんですか？
・心からやりたいことはなんですか？
という趣旨の質問です。
まず、大前提として
『感情と欲求自体の封印』がある人は
欲求自体が封印されていたり
感情自体が封印されているため
ゴールがわかりません。
通常のコーチングでは
「want to（〜したい）」のゴールを
設定しますが、
感情と欲求自体の封印がある人は
「want to（〜したい）」という
欲求自体が封印されているため
ゴールが分からないんですね。
なので、コーチから
・止められてでもやりたいことはなんですか？
・心からやりたいことはなんですか？
と聞かれても、
「え？全く分かりません！」
と、なってしまい
「私が変だからダメなんだ！」
と自分責めになることも珍しくありません。
こうした背景のあるサメタイプの人が
「あなたのゴールはなんですか？」
と聞かれるとゴールはわからないけど
『頑張ってゴールを伝える』
という行動をよくします。
先日、大器晩成サロンのメンバーに
コーチングをしていた時、
以前、苫米地式コーチングを
受けていたと話してくれた人がいました。
その人はゴールの質問に対して
「私は起業して社会貢献をしたい」
と答えたそうです。
するとコーチから
「とても素晴らしいゴールですね」
「あなたならできます！」
と言われたとのこと。
これはコーチとしては間違ってはいませんが、
サメタイプの人に対するコーチングとしては
致命的なミスを犯しています。
まず第一にクライアントが
コーチをガッカリさせないために
コーチに合わせるために
頑張って、ゴールを伝えているからです。
普通のコーチは
サメタイプの概念だったり
潜在意識の状態を詳しく知るメソッドを知らないため
「まさかクライアントが頑張ってゴールを伝えている」
とは思いません。
その結果、
「あなたならできます！」
と伝えることが多いんですね。
もし、初回のコーチングで
頑張って伝えたゴールに対して
「あなたならできる！」
と伝えてしまえば、
そこから半年間は
頑張って伝えたゴールを
達成する方向性に進んでしまいます。
つまり、そもそも出発地点が間違っているし
進もうとしている目的地も間違っているわけです。
これはもう最悪のコーチングの出来上がりです。
どうしてこういうことが起こるのか？
サメタイプの人は
普段から相手に嫌われないように
不快にさせないように
空気を読んで生活していることが多いです。
職場では常に周囲の顔色や
言動に気を配って
真面目に働いています。
とても繊細で、ある意味
空気を読むプロです。
だから、コーチの空気を読み
その意図を汲んで
それに応える意味で
「私のゴールはこれです！」
と答えてしまうんですね。
もう少し、見る目があるコーチであれば
「なぜ、そのゴールを達成したいんですか？」
と尋ねますが、
こうした質問にも
空気を読んでキチンと応えるため
コーチが気づくことはまずないんです。
ごく稀に、これがやりたいと思うゴールを
伝えるサメタイプの人がいますが、
そのゴールに対してコーチが
「あなたならできる！」
と伝えてもゴール達成できる
臨場感が上がることはありません。
どこか他人事で現実味がないように感じます。
また、別のパターンとして
「ゴールが分からない」
「やりたいことが分からない」
と素直に伝えてくれることがあります。
コーチングで最も大事なことは
ゴール設定にありますが、
感情と欲求自体の封印がある
サメタイプの人は、
ゴールが分かりません。
苫米地式コーチングの場合、
ゴールが分からない人に対して
・エフィカシーをあげる
・スコトーマを外す
・アファメーションなどのワークをする
こうした対策を取ります。
しかし、これらの対策をしても
ゴールが分からず、何回コーチングをしても
一向の前に進みません。
そして結局、ゴール設定できないまま
コーチング契約期間が終了します。
これは以前のメルマガで
「サメタイプの高田さんの話」
という回でお伝えした通りです。
高田さんの話note
https://note.com/uchiyamakazuhisa/n/n4f9b139d476a
今回は俺自身の体験談も踏まえ
『感情と欲求自体の封印』がある人が
コーチングを受けるとこうなる
という話をお伝えしました。
このメルマガはコーチも沢山読んでくれているので
クライアントの力になるためにぜひ学びにきてください。
また、今回の話を読んで
私にも当てはると感じた人は
サメタイプの可能性があります。
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最後まで読んでくださってありがとうございました。
今日も素敵な１日をお過ごしください。
内山 和久
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あなたからのコメントや質問も大歓迎です。
事前に昨日のライブ動画に質問をいただければ
今日のライブ配信でお答えします。
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