ブリーフが違えば理解できないことがある | 心の法則研究家 内山和久のブログ

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自分の使命を見つけ、人に嫌われても、人から信頼されてイキイキ生きる

ベルセルクという漫画にグリフィスという美男子が出てきます。


グリフィスは鷹の団のトップ。



農民出の彼は、
王族になり国を創る!というゴール(野望)を持っています。



戦地に出向けば連戦連勝の鷹の団。
しかしある時、強敵と戦うことになった鷹の団ですが、
グリフィスはなんと、ゲイの王族に抱かれることで
その強敵と戦うことを避けます。



それを知ったガッツという主人公が
グリフィスにどういうことだ!と詰め寄ります。



そこでグリフィスが冷静にこう言います。



あの軍隊とまともに戦えば鷹の団に多くの死者が出る。
だから俺が抱かれることで済むのであれば、それが一番いいと。



主人公のガッツはそれを理解できずにいるわけですが、
これはブリーフの違いを表しています。



グリフィスのゴールは王族になって国を創る。
ガッツのゴールは鷹の団で活躍すること。



こうして並べてみるとゴールの抽象度が違います。



グリフィスは国を創る。
ガッツは鷹の団で活躍すること。



ガッツはすでに鷹の団の一員ですから、
コーチング理論に当てはめると現状の内側のゴール。


グリフィスは自分の国を創ることが目的ですから
現状の外側のゴールです。



そのことに後々、ガッツが気付いて、
グリフィスと対等の自分になれるように
鷹の団を出て行くストーリー展開です。


いまも連載中のはずだけど、どうなっているのかよく分かりません。
作者が燃え尽き症候群という噂もありますが、、、(苦笑)




で、この話で何が言いたいのか?といえば
軸が決まっているのであれば、なにをしてもOK!ってこと。



ゲイの貴族に抱かれることで、達成できるのであれば
それもまたOK!ってことだよね。



手段や方法はなんでもいい!とはよくいったものです。



先日、自分の漫画を本にしたい!って女の子と会ったんだけど
俺から見ると本の内容がイマイチだった。
簡単にいうとこれじゃー売れない!という内容。



だから、その女の子に聞いてみたの。


「あなたは漫画家として売れたいの?」
それとも「この漫画を売りたいの?」って。



その答えは「この漫画を売りたい」って回答でした。



だから、俺はこの漫画のままじゃ無理だよ?、
この内容を変えないまま売りたいの?って聞いたら、
「はいそうです」と言うわけ。



俺の見た目が甘く、どこかでヒットしてくれればいいけど
やっぱり自分が変わらないでゴールを達成しよう!なんて
ある意味、傲慢だと思うんだよね。




ゴールに対して、どこまで変わることができるのか?
どこまで変わる用意があるのか?



ここが大きな分岐点。



あなたは変わる用意がありますか?ってことを
長々と書いてきたわけです。



最後まで読んでいただきありがとうございます。