♪コトラーさん♪がご紹介されていて、読みたくなりました。

【指南書 『逃避の名言集』】

山口路子

大和書房

2019.7.15初版

 

【裏表紙の紹介の言葉より】

 

逃げなさい。

周囲から見れば「とくに深刻な事情」があるわけではないけれど、いつの時代も人間は「生きるのはつらい」と嘆いている---.。

坂口安吾、三島由紀夫、岡本太郎、サガン、ピカソ、草間彌生・・・・・。時代の異端児たちは「生きぬく」ために、何からどのように「逃避」したのか。絶望にうちひしがれているとき、誰にも理解されないかなしさを抱いているとき、人生そのものにぐったりと疲弊しているとき、胸に響く言葉。

 

・・・・・・・・

コトラーさんが上手にまとめて下さっているので、どうぞご覧くださいませ。

 

 

・・・・・・・

 

 

特に深刻な事情があるわけではないけれど、私にはどうしても逃避が必要なのです。

もう、表紙のこのことばに救われるわたしがいて・・・

自分が思っているより精神面で疲れてる?

 

今の私が響いたことば

 

・探すのではない出会うのだ (ピカソ)

 

・ユーモアも自分を失わないための魂の武器だ。

 ユーモアとは、知られているように、ほんの数秒間でも、周囲から距離をとり、状況に打ちひしがれないために、人間という存在にそなわっている何かなのだ。 (ヴィクトール・フランク『夜と霧』)

「もう、なにもかもだめだ」と、運命を呪いたくなったときこそ、ユーモア。強制収容所での、地獄のような状況下の体験から行っている言葉なのですから、強い説得力があります。

『夜と霧』『それでも人生にイエスと言う』未読なので、心して読みたい本。

 

・肝心なのは、嘘を避けることです、

いっさいの嘘を、特に自分自身に対する嘘をね。

自分の嘘を監視し、毎時毎分それを見つめるようになさい。

 (ドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』

 

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【指南書 『そっと心にささやく 元気が出る50の言葉』】

秋山裕美・著

山口マオ・絵

PHP研究所

2002.1.29初版

の中から

 

「がんばりません」

・・・ちいさな声でこっそり言ってみる

 
自分がやりたいから、がんばる。
やりたくないときは
「がんばりません」と
と、ちいさな声で
こっそり言ってもいい。
 

絵本わにわにシリーズでおなじみの山口マオさんの絵が、いい♡

 

 

 

【指南書 『そっと心につぶやいて きっとうまくいく50の言葉』】

秋山裕美・著

山口マオ・絵

PHP研究所

2005.3.9初版の中から

 

「言わないと、

わからない」

・・・・・・ほしいものは具体的に言う

 

風邪で寝込んでいたら、

友だちが花を買ってきてくれた。

ほんとうはおにぎりがほしかったのに。

なんて文句は言わない。

ほしいものが」あるときは、

先に言う。具体的に言う。

友だちに頼みごとをするときも。

神さまに願いごとするときも。

はっきり言わないと、自分にもわからない。

 

・・・・

私は家族に、言わなくてもこのくらいはやってくれるだろうことを

期待して待っていて、一向にやらないときに、不機嫌になったりします。

そんなとき言われるのが、「先に言ってくれたらいいのに」と。

そして1回言ったら、次から同じことはやってくれるだろうと、また期待してしまう。

何度でも言った方がいいみたいですね。

3時頃になったらとか、雲行きがあやしくなったら、家にいる人が洗濯物を取り込んでほしい、、、とかそのくらいのレベルです、はい。何度でも言った方がいいみたいですね。

 

 

【童話 おもちゃ屋のクイロー】

ジェームズ・サーバー さく

上篠ゆみこ やく

飯野和好 え

 

町々を襲い、震え上がらせる大男に対して、おもちゃ屋のクイローがつくるおはなしによって、大男を退治するおはなし。

飯野和好さんの表紙の絵に惹かれて、読みました。

 

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【絵本 『クリスマス・トムテン』】

ヴィクトール・リュードベリィ さく

ハーラルド・ヴィべりィ え

おかもと はまえ やく

佑学社

1982.12.10初版

 

こちらも、表紙の絵に惹かれて、読みました。

スエーデンの有名なお話だそう・・・

 

貧しいお家で、おばあさんと二人暮らし。一人でお留守番していたウイグ。小人のおじいさん、クリスマス・トムテンと一緒にクリスマス・プレゼントを配るお手伝いするため、いろんな家々をまわります。

最後にウイグもプレゼントをもらいますが、そのプレゼントに「これだけ?」と不平を漏らします。そして、山の国の小人の王国に連れて行かれ・・・。

 

目の前にあるしあわせに気づくこと、それに感謝することを教えてくれる絵本。わたしもウイグと一緒だなあ~と思いました。

 

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【童話】

エルサ・ベスコフ さく

菱木晃子 やく

ささめやゆき え

 

エルサ・ベスコフさく、ささめやゆきさん画のものがあるんだ!!と思い読みました。

 

スウェーデンの小人の妖精はトムテと呼ばれています。小人のトムテのニッセとヌッセのうち、ヌッセは、人形と間違えられ町のおもちゃ屋へ運ばれ、ショーウインドウに飾れてしまいます。

子どもの前でだけ、動き表情を見せるヌッセ。

 

病気の男の子を助けたい気持ちと、わが家へ帰りたい気持ちで揺れる、ヌッセの健気な気持ちにわたしもドキドキしました。いたずらヌッセはなんてやさしいんだ~♡

 

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マーガレット・ワイズ・ブラウン さく

バーバラ・クーニー え

かみじょう ゆみこ やく

福音館書店

1993.10.20初版

 

【説明より】

 

小さなモミの木は、ある日、男の人によって掘り出され、家へと運び込まれました。その家には病気で歩けない男の子がいたのです。男の子とモミの木はクリスマスを一緒に過ごします。そして冬が終わるとモミの木はまた森に返されるのです。それから何年もクリスマスが来るたびに、モミの木は男の子と共に楽しく過ごしました。けれど、ある冬、いつになっても男の人は、モミの木を掘り出しにはきませんでした。男の子が心配でたまらないモミの木は……。

マーガレット・ワイズ・ブラウンが、孤独なもみの木と足の悪い男の子の心の交流を見事に物語ります。目にしみるほど美しいバーバラ・クーニーの絵と相まって、心を打つクリスマス絵本に仕上がっています。

 
何度読んでも感動します♡
 

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【絵本】

荒井良二
BL出版
2005.12.20初版
 
【出版社からの内容紹介より】
「きのうの よる ゆきが ふりました。しずかに しずかに ふりました。というはじまりの言葉に、しんとする。 舞いおちる雪のように淡々と流れていく詩のようなストーリー。静かに深く、祈りをこめて、遠い星をながめているような気持ちになる絵本です。
 
ろうそくの灯りとことばが、心に残ります。
いつだったか?娘へのクリスマス・プレゼントに選んだ絵本です。
 
 
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加古里子(かこさとし)
福音館書店
1987.12.1
 
数年前に古本屋さんで一目惚れして購入
かこさとしさんのクリスマス絵本。
 
春の鳥?夏の虫?もお人形も幼虫も空から土の下でも、みんなみんなもみの木に集まって、自分たちが飾りとなって、この日を楽しくお迎えします。縦開き。
 
かこさんのあたたかさが伝わってきて、らしいなあ〜と思った絵本です。
 
 
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【絵本】
 
佐々木マキ
絵本館
2012.10初版
 
『あんたがサンタ?』の副題に
ーこまったサンタの実例集ーとあるように、
 
えっ〜〜〜!!
ほんとに、「あんたがサンタ?」と叫ばずにはいられないサンタばかりが登場して、ウケるウケる🤣
 
『あんたがサンタ?』の中から
 
・のりものよいをする
 
・酒場にたちよる
 
・じぶんの靴下ととりかえる
 
最後のサンタはほんとにひっくり返るほど困っちゃいます!!
 
(でも、こういう絵本も好きです♡)
 
とぼけた佐々木マキさんの絵とともに、笑えます。
 
 
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散歩で出会った、たわわの木
 
 
金柑
 
 
 
 
橙(だいだい)でしょうか⁇
 
 
 
絵本や本を読んで、笑ったり、ホッとしたり、勇気づけられているわたしですが、昨日は「なんだかさびしい病」になっていました。やっかいなことに時々かかります。
 
歯医者さんのついでにお散歩しようと思いました。駅には足が向かず、新しくできた、今まで入ったことないお店で一人お茶をしようと思いました。でも定休日。あらあらと思いました。
 
そして、ふと小さな小さな和菓子屋さんを思い出し、今までは購入しかしたことがなかった、昔ながらの小さなお店に。
「こちらでいただいていいでしょうか?」と聞くと「いいですよ~」ということで・・・
 
 
みたらしだんごをいただきました。
一本70円に温かいお茶を入れて下さいました。
 
お団子を一つ食べてからの、、写真。
 
 
石油ストーブがあったかい♡
 
 
日めくりカレンダーのことば
響きました
今まで和菓子を購入する時は、おばあさんがいつも対応して下さっていたのですが、昨日はじめてご主人のおじいさんにお会いしました。おばあさんもいつも優しいのですが、おじいさんがもう、見るからに福の神のようなお顔でニコニコとおはなし下さり、お顔をみて、少しことばを交わすだけで、ほっ〜〜と和んできます。このお店50年続けておられるとのこと。
 
最近、居心地のいいcafe近くにないかなあ〜と探していました。灯台下暗し。和菓子屋さんでした。ほんのご近所さんにこんなホッとする場所があったとは・・。ここで長居はできませんが、10分弱でこんなに気持ちが和むなんて・・・
 
今流行りのインスタ映え?写真映えはしないかもしれないけれど、私にとって居心地のいい場所が一つ見つかりうれしくなりました。
 
 
 
「探すのではない、出会うのだ」(ピカソ)
 
出会えてよかった♪