私の拘りなんて…どうでも良い事なんです | ほのボ~ノといきましょ 

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3人の息子も社会人になり子育てひと段落。
これからは、二人生活を楽しみましょ。…と思っていたら《主人の膵臓癌発症》
笑って泣いて…それでも上を向いて前を向いて『今あるこの時』を大切に過ごそうと思います。

和室の寝室は

障子から冷んやりした空気が感じるので

防寒対策でカーテンを付けてあるの。

と言っても

私達が此の和室に移って来てからだけど。


貴方が旅立ったの

『2023年10月29日(日)』

亡き骸と此の和室で過ごした1週間は

それはそれは良いお天気で☀️

ドライアイス必須の貴方の為に『冷房』を付けて部屋を冷蔵庫のように冷やしていたわね。

その時から

私のベッドは『真冬仕様』になり

『冷房』と『ダブル毛布と羽毛布団』

貴方の為に必死だったわ。


母様が亡くなったのは

《2021年/令和3年8月17日》

送り盆が過ぎて逝くなんて

長男の嫁になり

親戚への気遣い最優先に生きた母様らしいなぁ…と今でも思う。

そんな母様

私が1週間連絡しないだけで大変だった時があったなぁ。

「どうして連絡くれないの?😤💢😭私に対して不満でもあるの?😤💢😭」

思い出す度に

(お母さん、娘が居て良かったわね。私にはそんな事吐き出せる子供は居ないわ😅😭)って思う。

母様…寂しかったのね。

ごめんね。


貴方が旅立ってから

心細さと隣り合わせの日々だったわ。

心細さ…きっと私の残りの人生には仲良く付き合わなくてはいけない感情ね。

母様が生きていたら…

母様がまだまだしっかりしていたら…

この心細さを相談できたかしら?

…心配掛けたく無くて相談なんてしなかったかも。


母様は居ないし

貴方も居ない

ご葬儀の相談は息子達にしてみたりして

そこでも…「何で俺の方見て聞くの?」と言われて孤独を感じた。

私は誰に相談したらいいの?

私のこの心細さを誰が分かってくれるの?

皆んな…亡くなったお父さんの事は見えるけど…私の事は見えないの?

…そんな ある種『私の中の感情の拘り』に押し潰されそうになる毎日だった。


そして…昨夜

やっと、

やっと目が覚めたの。


『私の中の感情の拘り』なんて

どうでも良い事だって…気づいた。



(お願い、私の事も見て)

(お父さんのお線香あげ?私も生きて心細さの中此処にいるの)

(どうして声を掛けてくれないの?)

⬆️

全部…『私の事』ばかり。


貴方と子供達と孫達の心配ばかりして来た私が

貴方を失った心細さで

ド〜ンと『私』が前面に出ていた。

やっと…それに気がついた。


私は

いつも気付くのが遅いの。


俺様だろうが殿様だろうが

返事をしなかろうが

そんな事どうでも良い。

貴方が隣に居るだけで

その存在だけで『家族の形』が成り立っていた。

貴方が旅立って…居なくなって

『そこに居るだけで良かった』と

やっと気づくくらい

おバカな私。


昨夜ね長男のお嫁さんと電話でお話ししたの。

電話を切った後に

体から フ〜ッと抜けるものを感じたの。


《私の人生に子供を巻き込んではいけない》


私の望みは

いつだって『子供達の幸せ』だった。

『愛』を受ける喜びを知って欲しくて

『子供達の望み』は最優先に受け入れて来た。


貴方が旅立ってから

決める事が色々あって

まだ平常心では無い頭で考えるには

少しの事で『容量オーバー』

一日頑張ると

次の日には萎えてしまい

スローリー🐢 スローリー🐢

亀の如く進む。


それも悪く無い❣️


毎朝観ている韓国ドラマ

《ヒョンジェは美しい》の中のセリフに心が止まる


【人が最初に築く関係が親子だ】

【そこでつまずくと心が行き場をなくす】


『心の行き場』

ふと帰りたくなる我が家

ふと会いたくなる両親

ふと思い出す家族との思い出


『私の中の感情の拘り』なんて

どうでも良い事だわ。


私は甘ったれて

子供達に『心の行き場』を

無くしてしまうところだったのかも知れない。


貴方と出逢ったのは『私の人生』

貴方を失ったのも『私の人生』


これから

まだまだやらなくてはいけない事があるの。

此の家も『私の人生』


《私の人生に子供を巻き込んではいけない》


さあ❣️

又萎えてしまう事があるかも知れないけど

その時には元気をもらおう❣️


私はおバカだから

又忘れてしまうでしょうから

備忘録に残しておきましょう。