鈴ヶ森刑場跡 | 猫バカ大王

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幸せ招き猫神様と暮らす



5月2日(木) 午後6時頃

鈴ヶ森刑場跡


『触らぬ神に祟りなし』の究極の場所

でも

よく触ってきた

でも

祟られていない


昔 この看板の隣に 交番があった

私も その交番があったことを知っている

交番を壊した時に

交番があったところから

何十体の頭蓋骨が出てきた

さらし首にされた首

夏の暑い時に 日がガンガン当たるところに置いていたら

工事をしている人が

「あ~~~あつい あ~~~あつい」っと

声にならない声が聞こえたそうだ

何だろうと想って あたりを見渡すと

シャレコウベから聞こえてきていたそうだ


東海道沿いにある

第一京浜(国道15号)の傍らにある


本当に このあたりは 森だったみたいで

1651年(慶安4年)開設され

1871年(明治4年)閉鎖される

220年の間に10万人から20万人もの罪人が処刑されたと言われている

なかには 冤罪もあっただろう


このお寺の住職が 朝のお勤めをしていたら

後ろに誰かが来たなっと感じた

こんな朝早く 誰だろうっと想って ふっと振り返ると

首がない人が 座っていた


白蛇が浮かんでいる自然石とか

奇妙なモノが このお寺さんには数多くある


この鈴ヶ森跡地 整備されている

以前は この処刑台 ここにはなかった

妻が
「何でこんなところ来るの?

好きなの?」


たぶん好きなんだと想う

なんともいえない異空間が

人間の哀れさ 悲しみ 寂しさが 愛おしく感じるから

妻には 理解できない感覚だから 応えなかったが

なんともいえなく 好い空間

処刑(犯罪者)された人も

死んだら 神様


私の親戚のおばさんが 以前 この近くに住んでいた

夏の蒸し暑い 生臭い臭いがする夕方

鈴ヶ森の方から

人の声ではない 悲鳴が聞こえるそうだ

今でも 鈴ヶ森は 処刑が行われているんだろう

『また 誰かが処刑されている』っとおばさんは想ったそうだ


地の記憶

未だに ここは 人気がなく 昼間でも

明るいが エネルギーが暗い

どんよりしている



吉田松陰が処刑された小塚原刑場跡にも行ってみたい


この記事を書いていたら

頭が痛くなってきた