本日は東京も雨降りの一日でした。

これから数か月、全国的に水の災害頻度が高まる季節となりますね。

降雨はコントロールできない中、大灘を小灘に抑えることができるよう、願っています...。

 

クローバークローバークローバー

 

今日、注目した記事はこちら...。

 

Mandarin Leaves a Manhattan Courtroom Lost in Translation
Trial of Guo Wengui shows how linguistic issues can trip up China-related cases

https://www.wsj.com/us-news/law/mandarin-leaves-a-manhattan-courtroom-lost-in-translation-a0441dd1

 

アメリカで、英語⇔中国語(マンダリン)の法廷通訳者が不足していることについての話題。

日本でも法廷通訳者不足の報道に時折触れることがありますが、同じ問題は、色んな言語の組み合わせで、各国、各地域において長年の課題ではないかと思います。

 

記事の中では、取り急ぎの代替策として、文書をGoogle Translateで翻訳して概要を把握する提案がなされたエピソードも紹介されているのですが、これについてはちょっとヒヤッとしました...あせる

 

というのも、全般的に精度が高まっている機械翻訳であっても、ごっそり必要な情報が落ちてしまったり、真逆の意味に訳されてしまったり..といった事象はよくあるので、後々、そうした誤訳について訂正がなされるとしても、初期段階での誤訳に起因するちょっとした誤解が、認識レベルでは修正されることなく、何か大きな認識違いに繋がり、誰かの人生を思わしくない方向へ導いてしまう危険性があるようにも感じられたからです。

 

機械翻訳の利便性については、私も日々享受しているので、その使用について完全に反対派というわけではありません。


でも、人の人生に関わるコミュニケーションについては、最初の段階から、慎重をきたして事実を過不足なく伝える必要があろうかと思うのです..。

 

ほかにも、裁判官からの依頼で、法廷通訳者同士でランク付けをし、その結果(実力不足と認識された)複数の通訳者が退場とさせられた話だとか...。

 

同じ言葉でも文脈次第で訳語としては複数の可能性があり得る中国語の特性についてだとか...。

(多くの言語に当てはまる特性のようにも思います)

 

色々と興味深い内容でした。

 

クローバークローバークローバー

 

大雨の後、明日は夏日となるようですね。

 

毎日お天気チェックが欠かせませんが、週半ばの水曜日も、皆さま、お元気で..!