本日も...
毎日の日課みたいになっていますが、だいたいどの日も、大笑いする時間を持つようにしています
笑うことで、免疫力向上になる話は以前より数々あると思いますが、こちらもその一つ。
2015年の記事なので、少し古いですが、内容の鮮度はそのままかと思います
笑いは健康に良い遺伝子のスイッチをオンにする
こんな興味深い研究がある。"笑いの総合商社"吉本興業の協力の下で行った実験だ。
参加したのは中高年の糖尿病患者19人。500kcalの食事を摂った後、1日目は糖尿病についての単調な講義を受け、2日目には吉本興業の芸人による漫才を鑑賞して大笑いした。そして、いずれの日も食事から2時間後に採血をして、血糖値がどのくらい上がったかを調べた。その結果は―。講義を聞いた日の食後血糖値は平均で123mg/dL上がったのに対し、漫才を鑑賞した日は77mg/dLの上昇だった。つまり、漫才で爆笑した日は講義を聞いた日に比べ、食後血糖値の上昇が46mg/dLも抑えられていたのだ。
また、がん細胞などを殺す「NK(ナチュラルキラー)細胞」を調べたところ、大笑いした後は、もともとNK細胞の働きが低い人は高くなり、高すぎた人は低くなって、適正な状態に落ち着いていた。
さらに、血液中の白血球を遺伝子レベルで調べてみるとどうだったか。「笑った後には、感染予防やNK細胞の活性化などに関わる遺伝子群の発現が高まり、一方で、糖尿病や抑うつ、炎症反応に関わる遺伝子群の発現は低下するという傾向が認められました。つまり、健康にとって良い遺伝子のスイッチがオンになり、逆に健康を損なうような遺伝子はオフになっていたのです」と大西氏。このような遺伝子レベルでの変化が起こった結果、食後血糖値の上昇が抑えられたり、免疫力が高まったりしたと考えられるわけだ。
「そもそも糖尿病の患者さんは、不安や恐怖、悲しみ、痛みなどのストレスがあると、血糖値が上がりやすくなることが分かっています。ところが、笑うと、それとは逆の現象が起こる。笑いは、喜びや楽しみ、心地よさ、満足感といった"快"の感情が表に現れ出たもの。そういった前向きな心の状態が身体によい影響を及ぼすのです。まさに『病は気から』ですね」(大西氏)
引き続き毎日、お腹を抱えて笑う習慣を続けていきたいと思います
本日も一日、お疲れ様でございました、そして明日も良い一日を...!