明日5/3からお休みです、嬉しい~。
既に少し気持ちが安らいでいます
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田辺聖子さんのエッセイ本、「楽老抄 ゆめのしずく」で触れられている「はんなり」。
なんとなく聞いたことはあるものの、どういう意味か自分では説明できるほど、理解はしていなかった「はんなり」ですが、この本の中で説明されてあり、「そういう人のことを言うのか!」と、私の中では新鮮な描写で、お気に入りの言葉となりました。
...という訳で、上の質問への答えは「はんなり」とした人、です
女性のことを描写する表現であるように思いこんでしまっていました~。
性別とか年齢に関係なく、「はんなり」した人がいると、その場の雰囲気が明るくなったり和らいだりするので、いいな、と思います
それはそうに違いなかろうが、私は笑ってしまった。どちらも中年の、じっくりした、だが陽気で話好きらしい、いい紳士であった。
ーこういう風合の人を、大阪では<はんなり>という。大阪弁は近年、全国的に市民権を得たようにみえるが、どうしても共通弁に翻訳しにくい語があって、この<はんなり>もその一つである。明るく花やかだが、キンキラのドッ派手ではない、といって、シックや渋み、粋、というのでもない。仄々とした陽気といおうか、余韻と奥行きのある花やぎといおうか、...そこにあるだけでまわりの空気が暖くおかしくにじみ出す人やモノを指す語である。実をいうと私のめざしている小説も、そういう<はんなり>したものでありたいと思っている。
はんなりは、京言葉を中心に近畿地方で用いられる日本語の副詞である。おしとやかで、天然でマイペースな人のことを指す。あるいは、落ち着いた華やかさがあり、上品に明るく陽気なさまを表す。語源は「花なり」または「花あり」とされる。
語源は「花なり」「花あり」なんですね~、なるほど~」
この本は、まだKindleで読んでいる途中ですが、とにかく私にとっては新鮮な言葉が次から次に現れるので、都度、(Kindleの)蛍光ペンでマーキングしながら読んでいます。知らない言葉で満ちているのに、不思議とスラスラと軽やかに疲れることなく読めるので、いい息抜きになり楽しいです
私も、(できる・できないは別として...)「はんなり」とした在り方を意識していきたいです