今日も暑い一日でした。
レッスンでは、みんな新しい曲や、教則本に意欲的。
中にはクリスマスコンサートにはこんな曲が弾きたい!と考えている人もいて、嬉しい限りです。
個人面談も、少しずつ行っています。
貴重な時間を過ごさせてもらっています。
さて、先日ご紹介したドビュッシーの作品について改めて、解説です♪
ドビュッシーはフランスの作曲家(1862〜1918)
「海 管弦楽のための3つの交響的素描」(1905)
題名通り、海の情景を表した標題音楽。
ドビュッシーの最高傑作の一つで、印象主義を代表する作品です。
1.海の夜明けから真昼まで
2.波の戯れ
3.風と海の対話
というタイトルが付けられた3楽章形式。
タイトルが表す情景を思い描きながら聴くと、うんうん、なるほど、なるほど、、、と面白いと思います
そして、ピアノ曲「喜びの島」(1904)
ルーブル美術館にあるフランスの画家(1684〜1721)の名画「シテール島への乗船」から着想されたもの。
これです。
この曲は、そういった幻想をピアノの技巧を最大限にまで発揮して描こうとしたもので、愛の歓喜が全面に表されています
というわけで、直接的動機はこの名画ではありますが、、、「のだめカンタービレ」に出てくるこの、ひと言がピタリとハマる気がします。
『ドビュッシーの「喜びの島」でしょ〜〜
恋しちゃってルンルンな曲なんだから。
ドビュッシーはね、新しい恋人とバカンスに行った島で、幸せいっぱいにこの曲を書いたのよォ』
「海」も、「喜びの島」も同時期なので、ドビュッシーは、ルンルン気分だったということですね!
作曲の背景を知って、改めて聴くのも楽しめますね
よろしければ、もう一度。
See you