今年を振り返ると世間的に色々あったが、スポーツ界の膿みが一気に出た感じだ。
日大アメフト問題を始め、指導者のパワハラがようやく明るみに出て、社会問題化してくれた。
これは僕が小学生の時代から思っていたことで、怒りの指導ってハッキリ言って全くもって選手のためにならない。
一時的にラッキーにも結果が出ることもあるけど、長期的な視点で見るとその後はジリ貧になる。
楽しくないから続かないし、じきに指導者に対する不平不満が溜まり、結局選手の反発を招き、それが競技にも影響する。
そして何より勝手にやれば怒られるから何も考えなくなる。
これは致命的。伸びシロなし。
スポーツの本来の語源は『楽しむ』ってこと。
正道会館の『明るく・楽しく・誰にでもできるカラテ』というキャッチフレーズは今だに大好き。
だからカラテは随分長いこと続けている。
いかに楽しませることが出来るかが、指導者のスキルの差となってくるのだと考える。
