プロ野球の『統一球』問題が何となく沈静化してきている。


 これは本当に由々しき問題であり、ハッキリ言って開幕からやり直ししてもいいくらいの大事件だと思う。


 まず変更の隠蔽もそうだが、一部の球団が事前に変更を知っていたという話もある。


 巨人ファンを公言するようなニュートラルな立場を取れない加藤コミッショナーは即辞任、永久追放すべきくらいの重罪を犯している。


 マスコミが後追いで統一球問題を報道する姿勢も情けないし、プロ野球OB評論家たちも今更「知っていた」などとのたまう(僕の知る限り、変わったと言っていたのは、ガンちゃんくらい)。


 汚い大人たちのなかに入ると、ファイターズ大谷くんの野球に対するピュアさは際立つ。


 二刀流について否定的な人は多いが、そんなことは構わずその道を進むべきだと思う。


 打撃はもちろん、投手として高卒であそこまで出来るというのはなかなかいない。ましてや今はそのニセ統一球で・・・である。


 栗山監督もなかなか成績は振るわずに批判の矢面に立っているが、絶対に後半戦に盛り返してくれると思う。

 若手育成年で起用を行っているが、その若手が1軍の試合で場馴れしてきた夏場に必ず投打がかみ合ったビッグウェーブがやってくる。


 今年はファイターズ黄金時代へ向けての土台作り。

 でも最終的に上位はキープ。


 それにはファイターズに緻密な球団戦略の裏付けがある。