九州電力玄海原発3、4号機をめぐり、安全性に問題があるとして周辺住民らのグループが国に設置許可の取り消しと、九電に運転差し止めを求めた2件の訴訟で、佐賀地裁(達野ゆき裁判長)は12日、ともに住民側の訴えを認めない判決を出し、請求を退けた。
大阪地裁は昨年12月、福島第1原発事故後に導入された新規制基準下では初めて、関西電力大飯原発3、4号機の設置許可を取り消す判決を出していた。
佐賀地裁におけるいずれの訴訟も、九電が算出した耐震設計の目安となる揺れ「基準地震動」に対する原子力規制委員会の評価や、熊本県の阿蘇カルデラの噴火リスク評価の妥当性が争点となった。
玄海原発は、福島原発事故後の平成25年に導入された新規制基準に適合するとして29年に規制委から3、4号機の設置変更許可を受け、30年に再稼働(4号機は現在、定期検査中)した。
1、2号機は廃炉が決まっている。
<抜粋終わり>
日本は、地震も噴火もよく起こる国なのに。。
ほとんどの裁判長は、地震や噴火の専門的な知識がなく、調べたりしないので原子力規制委員会が規制に適合すると言ったら、素直に認めてしまうようです。
裁判長は、原発だけでなく他の事案も沢山抱えているため、原発だけに絞って色々調べたり出来ないのです。
私たちは、精査した結果の判断だと思ってしまいますが、違うのです。
ほとんどの裁判長は、原発の危険性、最近頻繁に起きている1000ガルの地震に原発は耐えられない事実を、露ほども知らないのです。
裁判官の判断が、多くの人の生死を左右するほどの重大な結果を生むと言うことを、1人ひとりが大きく受け止めて欲しいです。
原発を即座に止められるのは『司法』だけなのだから!
裁判長さん、頼みますよ。
🟣さらに、昨日、映画「Fukushima50」がテレビで放送されました。
映画館で上映していた頃、あまりに前評判が悪くて、事実がねじ曲げられており、原発事故がただのエンターテイメントになっていると聞いていた為、観には行きませんでした。
東電の美談、当時の首相・菅直人氏が相当な悪者にされているようで、かなり自民党の政治的な圧力が入っているのではないかと思ってしまいます。(TV放映の許可が出たわけだし)
東電の社員の方の中にも、当然、良心的な人や頑張っている方も多くいらっしゃいますが、あの隠ぺい体質はどうにかならないものでしょうか。
原発がひとたび廃炉になると、巨額な負債になってしまうと言うのは分かりますが、自分たちが関わっている原発によって、人々がこんなにも苦しんでいる事について、電力会社の方々はあらためてよく考えてみて欲しいです。
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2021年03月07日 01:42
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2021年03月07日 02:03
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2021年03月07日 05:00