美しいバカラル湖で泳いだ私たちは、次に第6チャクラ・コフンリッチ遺跡へと向かいました。
これまで聞いたこともない遺跡でした。
あまり知られていない遺跡のようで、観光客は誰もいません。
ワンちゃんたちがお出迎えしてくれました。
ジャングルに入っていくみたいです。
樹々が揺れて、私たちを歓迎してくれているようなのです。。それが分かるので、皆んな樹々に手を振っています。
遺跡からの歓迎を受けて、皆んなのテンションがどんどん上がっていくのが分かります。
「コフンリッチ」とは、コフネヤシの尾根という意味だそうで、確かにあちこちにコフネヤシが繁っていました。
王の神殿⬇︎
広々とした遺跡内は、私たちの貸切りでした。
ここは当時、全域にわたって石畳で舗装されており、都市に降った雨水がため池へ流れ込むように設計されていたそうです。
このことから、古典期の500〜900年頃において「コフンリッチ」はマヤの重要な都市であったと推測されています。
アクロポリス⬇︎
北の宮殿⬇︎石碑の広場⬇︎
何か分からないけれど、これまでまわった遺跡の中で、ここが一番好きかも〜!!
アクロポリス横⬇︎
石碑の宮殿⬇︎
この頃になってようやく私たちは、1匹のワンちゃんがず〜っと私たちを先導してくれているという事に氣づいたのです。
ワンちゃんは、時々私たちの方を振り返りながら、どんどん奥に向かっていくのです。
この先に何があるんだろう?
屋根があるピラミッドは初めてです。
仮面の神殿⬇︎
コフンリッチ遺跡の中で、ここが一番有名な場所のようです。
屋根の下に、左右5体の巨大なマスクのレリーフがありました。
当時は、マスクは赤い漆喰で彩色されていたようです。
マスクは、当初階段の両脇に左右それぞれ3体ずつあったのですが、1968年に仮面がひとつ盗まれてしまったそうです。
その盗掘により、仮面の存在が世の中に広く知られるようになり、90年代になってからようやく本格的な発掘、修復が始まったそうです。
それでもまだ大部分は未発掘で、植物に覆われた小山のまま放置されているようです。
以前は、白いカバーはされていなかったようです⬇︎(画像はお借りしました)
マスクは太陽神「キニチ・アハウ」を表しているのですが、5体それぞれの顔つきが異なっている為、太陽神に歴代のコフンリッチの王を模したものではないかと考えられています。
メリダの「マヤ大博物館」にピラミッドの複製があるようです⬇︎(画像はお借りしました)
よく見ると、仮面の大きな目の中に「太陽の人」「星の人」を示す標が残されています。
『第三の目』の遺跡の仮面だけあって、どの顔も第三の目あたりに何かついていました。
仮面の上の帯は空を表し、漆喰彫刻全体で天界・地上界・地界というマヤの宇宙観が示され、 その中で地上界にあって豊穣を祈願する太陽神を装った王が描かれていると見られています。
巨大仮面の様式は、古典期前期(250〜600年頃)のティカルなどペテン地方に多く見られる特徴で、古典期後期に入ると石碑や祭壇にメッセージを残す方法に変わっていったそうです。
私たちは、この急勾配の階段を登りました。
ピラミッドの頂上は、ジャングルが見渡せて、とっても氣持ちが良かったです。
ふと下を見ると、ガイドのワンちゃんが、休んでいました。
けれども、私たちの事をしっかり見ていて、瞑想が終わる頃には、それをいち早く察して階段下に待機していました。
ズームしてみたら、こっちをしっかり見てます⬇︎
そして、私たちは「仮面の神殿」の裏手を進むワンちゃんについていくのでありました。
すると、ある場所に来たら、ワンちゃんがいきなり脇道にそれ、藪の中をどんどん行ってしまうのです。
私たちはしばらく躊躇していたのですが、ワンちゃんが何度か吠えて呼ぶので、ついて行くことにしました。
かなり行った所に、このような緑色の石がサークルのように並んでいる場所にたどり着いたのです。
なんかよく分からないまま、私たちはそこで天と地と地下を結び祈りを捧げました。
やがて、ワンちゃんも氣が済んだのか、また元のルートに戻り、先に進むのでした。
まるで何かの化身のような賢いワンちゃんでした。
再び、王の神殿のそばの広場に戻って来た頃には、ワンちゃんもお役目が終わったとみえて、何処かへ行ってしまうのでした。
石碑の広場で、
サードアイチャクラのスピワークです。
ちょうどワークが終わった頃、何処に潜んでいたのか、いきなり外国の団体さんがジャングルの奥から出て来たのです。
毎回、絶妙なタイミングでワーク後に人が現れます。ワーク中は、決して邪魔されないのが不思議。
アクロポリス⬇︎
この時、すでに閉館時間の17時を回っていました。普通なら、遺跡から出なくてはならない時間です。
私たちは急いで帰ろうとしました。しかし、ガイドさんが率いる団体さんは、余裕でアクロポリスを登って行きます。
な〜んだ、焦らなくていいんだ。
なので、私たちも階段を登っていく事に。
アクロポリスの階段の上の入り口は狭まっていて、入場が制限された高位の貴族の為の場所だったようです。
眺めがいい〜!
たくましい木⬇︎
そして、アクロポリスの階段を降りながら、ふと空を見上げたら。。!
そして出口に向かう途中、先ほどの団体さんが木の上を皆んなで見上げていたのです。
見ると、お猿さんが!
団体さんがいなかったら、おそらく氣づかなかったでしょう。
コフンリッチ遺跡は、とても思い出深い場所になりました。
あのワンちゃんは、いつもこうやって観光客を案内してくれるのかを係りの人に聞きたかったのですが、誰にも聞けず仕舞いでした。謎〜。
でも、ワンちゃんの名前はローラと言うことだけは分かりました。
ローラちゃん、ありがとね!
そして、その日の夜は、シュプヒルの「Casa Ka'an」というロッジに泊まるのです。
あみだくじを引いたら、初めての個室!
ずっと同室だったやっちゃんともとうとうお別れ?と思いきや、1人部屋と2人部屋がくっついたロッジなのでした!
やっちゃん⬇︎
真ん中のダイニングルームは共有になっているのです。
そしたら、いきなり星が2回、大きく光ったのです。
ニュージーランドでは、上空で5回光ったのを皆んなで見た事があります。
今回は、光ったのを見たのは私だけでした。一体、UFOは何の合図をしてくれたのかな?
メキシコはUFO目撃多発地帯です。
第1〜第6チャクラの遺跡を巡り、あと第7チャクラの遺跡を残すのみとなりました!
毎日がもの凄く濃いです。
続く。。