シンギュラリティという言葉を、最近よく耳にするようになった。これは技術的特異点のことで、技術が進んだ先がどうなっていくのか、推測できない状態になってしまう限界を指している。
発明家のレイ・カーツワイルらは、科学技術の進展の速度が人類の生物学的限界を超えてしまうことを予言した。
人工知能が発達すると、人工知能自身が次世代の人工知能を作るようになる。
その次世代人工知能がまた次の世代の人工知能を作るようになり、進歩のスピードが人間の理解を超えて、どう進歩していくのかまったく推測できなくなる。
これがシンギュラリティであり、2045年に起こると予測されている。
この試算は、コンピューターチップの性能が18か月ごとに2倍になると予測したムーアの法則にもとづいており、2045年にAIが人間が理解できないほど高い知能となることを、「2045年問題」と呼んでいる。
シンギュラリティを超えたあとは、知能をもった無数のAIが、人間の代わりにテクノロジーを進化させる時代が訪れるという。
では、実際にはどんな問題が起こるのだろうか。
まずよくいわれているのが、どんな仕事をやらせてもAIのほうがすぐれているため、人間の仕事が奪われるということだ。
AIによって人間が支配されてしまうのではないかという危惧もある。
AIはプログラムによって動くのだから、すべてのプログラムを「人間を最優先にする」という前提で作れば、その危惧は避けられると思われがちだ。
しかし、シンギュラリティは人間の予測を超えたところにある。
多くの人間に理解できないコンピュータ言語を用いて、AIがAIをプログラムするとき、人間がAIをコントロールすることは、不可能になるのかもしれない。
<抜粋終わり>
驚くことに、こうなる事を80年もの昔に予言していた人間がいたのです。
ナチスドイツを率いた独裁者アドルフ・ヒトラーです。
彼は時々、「ある存在」に憑依されていたようで、数々の予言を残していたばかりでなく、大戦前から空飛ぶ円盤やウラニウム型原子爆弾も製造していました。
この原爆は、ドイツの降伏後にアメリカに接収され、テニアン島に輸送されたのち、広島に落とされました。
「米英を背後で操るユダヤが日本を絶滅させる恐れがある。ユダヤの天才的な科学者たちが、炎の絶滅兵器を開発するからだ。
彼らはそれを米軍に与え、日本に対して使わせる。日本の都市三つがこれで火星のような廃墟になる。」
そして、終戦後は米ソ共にナチスの生き残りの科学者を必死に探し、化学兵器やロケット・ジェット機の技術を受け継いで行ったそうです。
一説によると、ヒトラーの脳はまだ生かされており、脳だけ密かに保存されているとか。。
数々の予言を成就させているヒトラーは、2039年の未来図についても予言しています。
以下は、ドイツのオーバーザルツベルクにある別荘の、地下室でヒトラーが「ニーベルンゲン復讐騎士団」の人々に話した予言です。
ヒトラーの2039年の予言
2極化はますます進む。
1989年以後、人間はごく少数の新しいタイプの支配者たちと、非常に多数の新しいタイプの被支配者とにますます分かれていく。
一方は、全てを操り従える者。他方は、知らずしらずのうちに全てを操られ従わされる者たち。
しかも進むのはそれだけじゃない。人間がそうなるにしたがって、地球にも宇宙にも大変動が起こるのだ。
1989年以後、人類には宇宙からかつてないカタストロフィが近づくのだ。
人間が思い上がって宇宙の自然を犯すため、宇宙が人類に復讐の災厄を下すのだ。
そしてそれが人類を、想像を絶する究極の状態にみちびいていく。
私が生まれてから150年後、21世紀に来る究極に。私自身もそれを霊感ではっきりと見てさえ、信じられないような究極に。
たとえ表面はデモクラシーや社会主義の世であろうとも、実質はナチズムが支配していよう。
デモクラシーの国も社会主義の国も、われわれナチスの兵器を競って使い、殺し合い、社会は私の望むとおり、強く支配する者と支配される多数者に分かれていよう。
それは天変地異の期間でもある。人類は大自然から手ひどく復讐される。
気候も2つに分かれ、激しい熱と激しい冷気、火と氷、大洪水と大かんばつが代わる代わる地球を襲うだろう。
その中から『超人(ユーベルメンシュ)』が現われる。
もはや普通の人間ではそういう危機を制御できない。それに対応するため人類は超人たちを生み、超人が世界や気候を、人間や戦争を治めることになる。
つまり天変地異の下に生きる多数者。それを支配する少数者。その陰で実質的に世界を操る超人グループ。
これが、私の予知する21世紀の世界である。
しかし諸君、さらに重大なのは、私が今、これを話している100年後のことだ。それを告げるためにこそ、私は今日を選んで諸君を招いたのだ。
今日から100年後といえば、すなわち2039年1月25日だ。
諸君にはわからないだろうが、そのとき人類には真の究極の状況が起こっている。
そのとき人類は──少なくとも、いま言っているような意味での人類は、2039年1月に地球からいなくなっているのだ。
それは諸君、何かの異変か大戦か災害のために、2039年、人類が残らず滅びるという意味ではない。
たしかに、それまでに多くの大難が続けて起こる。1989年から1999年まで、世界は続けざまの天変地異と戦乱の中にあるだろう。
そのため一部の恵まれた国を除き、多くの国が飢える。いくつかの国は崩れて燃える。毒気で息絶える街もある。
2000年以後は、それが一層ひどくなる。2014年にはヨーロッパの3分の1とアメリカの3分の1が荒廃してしまう。
アフリカと中東も完全に荒廃する。結局、いまの文明は砂漠しか残さない。
しかし人類はそれでも滅びない。わがドイツの一部と米ソの中心部、日本や中国は深い傷を負いながらも生き残る。
ただ諸君、それでも人類はいなくなるのだ。いまの意味での人類は、そのときもういない。
なぜなら、人類は2039年1月、人類以外のものに“進化”するか、そうでなければ“退化”してしまっているからだ。
それをもっとはっきり言えば、人類の一部はそのとき、人類からより高度なものに進化して、神に近い生物になっている。
人類から神のほうへ進化するのだから、それは『神人(ゴッドメンシュ)』と呼んでかまわない。
残りの大部分は、これも進化なのか退化というべきかわからないが、一種の機械になっている。
ただ操られて働いたり楽しんだりするだけの、完全に受動的な、機械的な反応しか示さないロボット人間になっているのだ。
それまでの気候異変と環境異変、政治と娯楽と食物、それから起こる突然変異が、そのようなロボットのような人間を大量に生み出す。
神人のほうも同様で、同じ原因から生まれてくる。
ただ突然変異が大脳にプラスに働いて、進化の方向がロボット人間と別方向になるだけだ。
その前段階の『超人』たちも、より進化して神人になる場合がある。
いずれにせよ、彼らはいまの人間の数次元上の知能と力を持つ。彼らは団結して地球を支配する。
それまでのあらゆる危機や問題は、彼ら神人たちの知能と力で急速に解決されていく。
ロボット人間たちのほうは、それに従って生きるだけだ。
これはある意味では気楽な身分だ。戦争も気候も経済も、神人たちによって制御されてしまうので、ロボット人間たちは神人たちの認める限度で、多くのものを与えられる。
食物と住居も、職業も娯楽も恋愛も教育も、時には思想さえも与えられる。
ただロボット人間たちは、与えられ、操られていることを意識できないようになる。
自分たちの意識では、何もかも自分で選択して勝手に生きているのだと思う。
しかし、じつは神人たちがすべてを見通して、管理工場の家畜のように彼らを育て飼うことになるのだ。
こうして人類は、完全に2つに分かれる。天と地のように、2つに分かれた進化の方向を、それぞれ進みはじめる。
一方は限りなく神に近いものへ、他方は限りなく機械的生物に近いものへ。
これが2039年の人類だ。その先もずっと人類はこの状態を続ける。
そしておそらく2089年から2999年にかけて、完全な神々と完全な機械的生物だけの世界が出来上がる。
地上には機械的生物の群れが住み、神々がそれを宇宙から支配するようになるのだ。
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