星座の配置を模した古代の遺跡は何を語る? | misaのブログ

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おとといの記事からの続きです。

マヤ文明について、2016年5月に新たな発見がありました。


発見したのは、カナダに住む当時15歳の学生ウィリアム・ガドゥリー君でした。


マヤ文明は、西暦一千年頃が最盛期だった文明ですが、彼は、マヤの文書を詳しく調査した結果、マヤ文明の22の星座図とマヤの117ヶ所の都市の並び方に関連性があることに氣づいたのです。


マヤ文明の遺跡は、天の主要な星座の配置と見事に一致していたというのです。

しかし、マヤ文明においても重要な星座であるオリオン座の配置にあるべき場所に、
一か所、まだマヤの都市が発見されていない空白の場所があったのです。

ガドゥリー少年は、カナダの宇宙庁と大学の遠隔測定専門家の博士の協力を得て、衛星写真を使い、その都市があるべき場所の座標を特定しました。

そこで、メキシコのユカタン半島の一部をグーグル・アースで確認したところ、未発見の古代都市らしき地形を見つけました。


発掘はまだ行われていませんが、「K.AAK.CHI.」(火の口)と名付けられたその都市には、86m級のピラミッドと数十の家屋があるはずだと言います。


この発見は、約20万平方kmに及ぶマヤ文明の都市が星の配置にぴったり合わせていたことを立証するものとなりました。



けれど、ここで検証すべきはマヤ文明が天の星を写し取ったのがいつの時代の星座かという点です。

エジプト・ギザ3つのピラミッドの配置は、ナイル川を天の川と見立てると、オリオン座の三つ星と同じ位置関係になります。



歳差運動を考慮したコンピュータ・シミュレーションにより、真南の空でオリオン座の三つ星と3大ピラミッドが相似形となるのは今から1万2500年前の夜明けだと分かりました。


さらに、ライオンの大スフィンクスは、1万2500年前の春分の日に真東から獅子座が昇ってくる方向に合わせて作られていると言います。


古代エジプト文明は、全てにおいてシンメトリー2対1対に作られています。

なので、元々はスフィンクスも2体あり、大ピラミッドと大スフィンクスは、オリオン座と獅子座の対として建造されたものと思われます。

この1万2500年前がどうやら大きな鍵を握っているようです。

これらの建造物を造った人々は、未来の私たちにどんなメッセージを残しているのでしょうか。

また、興味深いことに、エジプトと遠く離れたカンボジアアンコールワット遺跡にも全く同じメッセージが隠されていることが分かっています。

アンコールワットの主要な寺院の配置は、りゅう座の星座の配置を表しているのです。



しかもこの配置は、今から1万2500年前の春分の日の天体図にぴったり合うのでした。

エジプトで『1万2500年前の春分の日』スフィンクスの真ん前の「真東」の空に獅子座が昇った瞬間、「真南」には3つのピラミッドを表すオリオン座があり、アンコールワット遺跡の寺院群の「真北」には、りゅう座が昇るのです。



同じ時に「真西」に何かの星座が現れる遺跡がありそうですよね。

おかしな事に、アンコールワット遺跡の寺院群は、今から千年ほど前に建てられたものとなっています。

その場所は、1万2500年前から指定されていた場所なのでしょうか。

ますます1万2500年前のキーワードが謎めいて浮かび上がって来ました。

それほどまでにして、残し伝えたかったメッセージとはいったい何なのでしょう。

古代の人々に建造物を建てるべき場所を教えた存在は、やはり地球外生命体だったのでしょうか。

遥かなる昔から、地球を見守っている存在がいたと言う事を、未来の私達に氣づかせたかったのでしょうか。

1からやり直しをした人間たちが、それを思い出すには氣が遠くなるような長い年月が必要でした。

壮大なるプランです。

<続く>