北海道阿寒湖での最終日の昨日は、阿寒湖のパワースポット、チュウルイ島に上陸して来ました。
前日は、あんなに晴れていたのに、またまた雪での歓迎を受けました。
雪を知らない2人は大喜び!!
天然の巨大マリモがいるというチュウルイ島へ行くには遊覧船に乗って行くのです。
私は、阿寒湖へは何度も訪れているのですが、遊覧船に乗るのは初めてでした。
しかも、冬には雪道走ることを考えたら絶対に来れないと思っているので、今回、雪が降っているシチュエーションは想定外の事でした。
なんて美しいのでしょう!!
寒いのも忘れて、シャッターを切りまくる私たち2人。
北海道在住のginnoenreisouさんから、冷ややかな目で見られていたのは言うまでもありません。
阿寒湖は、世界で最も数多くマリモが生育する湖で、直径10㎝以上の球状のマリモが群生している湖は、世界的にも珍しいんだそうです。
その阿寒湖の中でも、チュウルイ島の辺りにたくさんのマリモが生息しているんだとか。
チュウルイ島が見えて来ました⬇︎
「マリモ展示観察センター」⬇︎
阿寒湖のマリモは、1921年に国の天然記念物に、1952年からは特別天然記念物に指定されています。
崩壊マリモ⬇︎
マリモが丸く育つためには、いくつもの自然の条件が揃っていなければならないそうです。
❶ 湖の水がミネラルを多く含んでいる事。
❷ マリモに光が当たり光合成が出来るような浅瀬がある事。
❸ マリモが転がれるように、湖面に風が吹いている事。
これらの条件を全て満たしてのマリモなのです。
アイヌが富士山麓にいた頃に、富士マリモを阿寒湖に持って来たのが、阿寒湖のマリモの始まりとも言われています。
古代からこれまで、よくぞマリモを守って下さったと感謝せずにはおれません。
しかし、一時は湖畔からの生活排水で、マリモの生息が脅かされた事もあったそうです。
みつばちもそうですが、自然の生き物は本当に繊細なのです。
彼らの命を守ることこそ、人間に課せられた使命なのだと思います。
そうする事によって、地球上には異質な生物である人類が、地球の仲間として在来生物に受け入れてもらえる、たった一つの道のような氣がします。
そんなことを考えることが出来たチュウルイ島での15分間の上陸でした。
船着場で、ginnoenreisouさんとお別れし、レンタカーで釧路空港に向かいます。
ひゃ〜、私、雪道走るの初めてなんです!!
私が住む静岡県の海岸沿いは、全く雪は降らないので!
辺りは、一面の銀世界!
ドキドキしながら運転しましたが、無事釧路空港に到着できました!
eribowさんとの旅は、本当に楽しかったです。
搭乗ゲートでお喋りしていたら、雪が降っているのに太陽が出て来ました。
きっと何処かで、祝福の虹が出ていたかも。。
雲の上は、いつも晴れ!
お月さまも、北の大地を飛び立った私たちを見送ってくれていました。
今回の二泊三日の北海道の旅は、たくさんの読者の方と出会え、想い出深いものとなりました!
出会って下さった方々、eribowさん、お世話になりありがとうございました!!
北海道、次はいつになるかな?