娘の結婚式の話題から、いきなりエジプトに戻ります。
さて、皆さんはかつて「イシス神殿」にこんな伝説があった事を覚えていらっしゃるでしょうか?
「エジプトの滅亡伝説」
エジプトのフィラエ島のイシス神殿の壁には1465体の神々が描かれていて、「この場所が閉鎖されれば毎年、秋分の日に1柱ずつ神々の加護が失われ、すべての神々が去った年の秋分の日に世界が水没する。」
神殿は550年に閉鎖された。以降毎年1柱ずつ神々が去っているとすると、2015年の秋分の日(9月23日前後)に世界が水没することになる。
★ハピズムより
そんな伝説ありましたね。
だけど、そもそも「1465体」の神様自体が誰が数えたの?って感じらしいです。
マヤ暦の終わりも、木村秋則さんの地球のカレンダーが終わる日も、み〜んな過ぎました。
地球は、今のところ、瀕死ながらも健在です。
そんな有名な「イシス神殿」に訪れることが出来たのです。しかも早朝貸し切りで。
まだ、真っ暗な中、ボートに乗って島へ渡ります。
「イシス神殿」は、元々はナイル川に浮かぶフィラエ島にありました。
イシス女神は、オシリスの妻でホルスの母親です。
(ステキな画像お借りしました)
1970年代後半「アスワン・ハイ・ダム」を建設するという事になり、アブ・シンベル神殿と同様、水没しない場所への移転が進められ、ユネスコの支援を得て隣りのアギルキア島に移設されました。
移設が行われたのは1980年のことですが、島の形までフィラエ島に似せ、今ではアギルキア島がフィラエ島と呼ばれるようになっています。
星がとてもキレイで、中には動いている星もありました。(UFOとも言う)
ここで朝日が昇るのを待つのです。
ナイル川に浮かぶフィラエ島は、イシス女神がホルスを産んだとされるエジプトの聖地であり、この神殿は「ナイルの真珠」と呼ばれています。
そこで拝む太陽は、とても神聖な感じがしました。
明るくなって来たので、建物を見て周りました。
ようやくレリーフが見えるようになりました。
至聖所⬇︎
イシス女神のレリーフも、美しく残っています。
トラヤヌス帝のキオスク⬇︎
そして、イシス女神に別れを告げ、またボートに乗って帰ります。
イシス女神のパワーをしっかりと受け止めました。
そして、一旦クルーズ船に戻り朝食を頂いた後、4泊させてもらった船ともいよいよお別れです。
そして、私たちはアスワン空港から、再びカイロに飛ぶのでした。
あと残るは、二ヶ所となりました!
続く。。