元伊勢外宮 豊受大神社を救え! | misaのブログ

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遊びに来てくださって ありがとうございます!

本日は、皆さまに大事なお願いがございます。


現在、天照大神は伊勢神宮に祀られていますが、伊勢に鎮座するまでの約90年間、候補地探しが行われており、各地を転々としていたのです。

天照大神が一時的に鎮座した場所としての「元伊勢」と称する神社は全国に27ヶ所もあると言います。

しかし、福知山市大江町内の「元伊勢」は元内宮元外宮が揃っているのです。

その二社を総称して「元伊勢神宮」、そして三社を総称して 『元伊勢三社』 と呼ばれています。

◆元伊勢三社
●元伊勢外宮 豊受大神社(豊受大神)
●元伊勢内宮 皇大神社(天照大神)
●皇大神社奥宮 天岩戸神社(櫛御毛奴命)

元伊勢外宮 豊受大神社⬇︎
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元伊勢内宮 皇大神社⬇︎
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天岩戸神社⬇︎
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元々、伊勢神宮は、内宮・外宮の他にもうひとつ神社を置き、3つの宮で成り立っていたといいます。

皇大神社や天岩戸神社のそばには五十鈴川も流れているそうで、現在の伊勢神宮の原型はこの地ではないかという感じがします。

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櫛御毛奴命(くしみけぬのみこと)とは、スサノオの別名とも言われています。

また、豊受大神は、天之御中主神・国之常立大神と同神であって、この世に最初に現れた始源神であり、伊勢神宮を訪れた時に、豊受大神を祀る外宮の方を内宮よりも先にお詣りするのはその為なのです。

伊勢神宮外宮の社伝によると、雄略天皇の夢枕に天照大神が現れ、「自分一人では食事が安らかにできないので、丹波国にいる御饌の神、等由気太神(豊受大神)を近くに呼び寄せなさい」と言われたので、外宮に祀るようになったと記されており、元々は丹波の神なんだそうです。

丹波には、私も深く関わっているのですが、ひとりの読者さまから、丹波の豊受さまの神社が大変なことになっているという情報が入って来たのです。


事の発端はここからです⬇︎

京都新聞より
かやぶき屋根崩落、修理費工面に悩む 京都の元伊勢外宮
2018年05月11日

4月中旬の風雨で本殿のかやぶき屋根の一部が崩落した元伊勢外宮豊受大神社が、修理費用の工面に頭を悩ませている。

屋根の老朽化が進み、崩落がさらに拡大する恐れもあるが、全面改修の資金を賄うのは困難で「当面は部分的なふき替えで対応するしかない」という。

かやぶき屋根の崩落は4月15日朝に見つかった。

腐食した屋根が雨水を吸いこみ、重みに耐えられず崩落したとみられる。

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同神社によると、屋根は前回のふき替えから約20年が経過し、老朽化が進んでいる。

全面のふき替えが必要だが、費用は600万円以上かかるという。

神社では、本殿の修理を見込んで4年前から境内に看板を建て、寄付金を広く募ってきた。

しかし、これまでに集まった寄付は約250万円。

6月中旬にも屋根のふき替えを予定しているが、資金不足のため崩落部分しか修理できないという。

歴史的建造物保全のための行政による補助金制度もあるが、文化財指定や江戸時代以前の建築であることなどが条件で、1874(明治7)年に建てられた同神社の本殿は対象外。

河田光稔宮司(42)は「京都市内では訪日外国人客が増えているが、地方の神社は疲弊しきっている。

休日でも参拝客が50人程度で、あちこちで老朽化が目立つ社殿を維持していくためには、今後も寄付金に頼っていくしかない」と頭を抱える。

<転載終わり>

天照大神の御杖代として、最初の遷座地である丹波の地。

その地球と人類の創世に関わった宇宙の大神様である豊受大神さまが祀られた元伊勢外宮 豊受大神社が危機的状況になっているとは!

ここはしっかり守られていなくてはならない重要な場所なのです。

当初は600万円を目指していたのですが、茅葺き屋根の基礎がかなり傷んでいたことから、約1千万円もの修繕費が必要だと分かりました。

5月中旬の時点で、集まった寄付金は450万円だそうで、まだまだ足りません。

そこで、皆さまにも是非ともご協力をお願いしたいのです。

わずかな金額でも、多勢の人が集まれば大きな力になります。

ご寄付の送金方法はこちらの方のブログから分かりました⬇︎

宮川稜子(すみこ)さんのブログ


<現金書留送付先>

〒620-0325
京都府 福知山市大江町天田内60
元伊勢外宮社務所
電話 0773-56-1560

<振り込み先>

京都丹の国農業協同組合(6996) 
大江支店(024) 
普通 4618017 
トヨウケダイジンジャ

お振込みの方が便利ですが、現金書留で郵送する方が、寄付して頂いた方のご住所とお名前がわかり、宮司さまがお礼状などを送る事ができるとの事です。

豊受さまの居場所が居心地よいものとなったら、日本の未来ももっと良くなるでしょうか。

おっと、見返りを求めてはいけませぬ。。(笑)

けれど、日本の神社をきちんと維持・管理するのは、神さまには出来ないこと。

私たち人間が手をかけなければ。。

なので、皆さま、どうぞよろしくお願いいたします。

元伊勢三社巡りをしたくなりました!

元伊勢三社に詳しくて、ご案内頂ける方、どなたかいないかなあ?