おととい、たまたまテレビをつけたら、リニア建設問題についての番組をやっていました。
静岡県知事 VS JR東海
一体何をもめているのでしょうか。
2027年を目処に東京ー名古屋間でリニア新幹線が走ることになっていますが、静岡県にだけはリニアの駅がないのです。
しかも、静岡県の走行距離もトンネル内のほんのわずかな距離。
けれど、短いと言っても侮るなかれ。
よくご覧下さい⬇︎
ど真ん中に大井川が通っているのです。
そう、影響は大ありなんです!
南アルプスに穴を開けることも、自然環境に大打撃を与えるのですが、大井川の下にトンネルを掘ると、川が枯れてしまうのです。
毎秒2トンもの水が流れ出てしまうのです。
これって大変なこと!
これに対し、JR東海は。。
トンネル内に湧き出した水を、導水路を作って川下に戻したり、湧き水をポンプを使って汲み上げ導水路に戻す事を考えているようです。
けれど、川の水の全量を戻すことは、不可能だと思います。
大井川は、ただでさえ夏場に水量が減るのです。その水を使用している県民は、さらに取水制限を強いられることになりかねません。
私たち人間は、地球にあちこち穴を開け、どれだけ生態系を破壊して来たのでしょうか。
リニアとは関係ないのですが、八王子城跡内の「御主殿の滝」もトンネル工事の影響で枯れてしまったそうです。
☆高尾山を守れ
これと同じ事が、大井川で起ころうとしているのです。
どんなことをやっても、破壊してしまったら自然を元に戻すことは出来ません。
JR東海は、環境調査をほとんどやっていない事が判明しています。
リニアの弊害は、静岡県だけの問題ではないのですが、川勝知事さん頑張って下さってます。
それに対し、JR東海社長さんは。。
えっ、どんなメリットがあるの?
全然メリットちゃうと思います(汗)
開業までに、こんなに長くかかるのです。
その間、トンネル工事で各地にダンプカーが行き交い、道路は渋滞。
砂埃は舞い、汚染土の残土の問題も発生します。
リニアがようやく開通した頃には、時代遅れの乗り物になっている可能性も大いにあります。
あれだけ色んな物を犠牲にして作ったのに、いざ乗ってみたら、人体への電磁波の影響があり過ぎて使えない〜なんて事も。
でも、その時になって、取り返しのつかないことをしたって氣付くのでは遅いのです。
だから、皆んなで止めましょう。
今だから出来ること。
リニア新幹線なんて、いりません!!