アンテロープ・キャニオンを堪能した私たちは、そこから車で15分ほどの「ホースシューベンド」に向かいました。
岩山にPと大きく書いてある場所が見えたら、駐車場は道の反対側に見えて来ます。
なんで「P」って書いてあるんだろう。やっぱパーキングのP?
駐車場から、さらに15分ほど砂漠を歩きます。
この先には、コロラド川が大地をえぐって創りだした馬蹄型の絶景、ホースシューベンド(Horseshoe Bend)があるのです。
こちらも、出来れば2時頃までに訪れたい場所なんです。
何故かというと、西向きにある為、午後からは逆光となり見えにくくなってしまうからです。
その点、私たちはアンテロープ・キャニオン共々絶好の時間帯に行くことが出来ました!
しっかし暑いです。40度を超えています。
途中から下り坂になりました。(てことは帰りは。。)
きっと、あの穴のあたりに絶景があるのでしょう。頑張らねばっ!
皆んなよりだいぶ先を行っていたちぃさんに、ようやく追いつきました。
私も、ちぃさんの真似をして、ほふく前進で崖っぷちに進み、写真を撮りましたよ!
じゃ〜ん!
305mの高さなのに柵も何もない!
落ちたら自己責任!!
実際に過去に転落死亡事故も起きています。(柵がないなんて、日本では考えられません。)
305mと言ってもピンと来ないと思いますが、296mの横浜ランドマークタワーよりも高いんですってば!
333mの東京タワーよりは、低いけど。
そうそう、300mのあべのハルカスとちょうど同じくらいです。
断崖の高さのイメージつかんで頂けましたか?
こちらは、コロラド川のカーブで鋭く浸食され、ほぼ垂直に切り立つ断崖絶壁となっております〜。
って、だからちぃさん!
お願いだからそこでいつもみたいに跳ねないでね(懇願!!)
絶対、ダメダメっ!
eribowさんの腰が若干引けています(笑)
eribowさんは、多分跳ねないと確信しております。
だってeribowさんは、高所恐怖症をベルロックで克服したばかりなんですから。
その後も、ちぃさんから目が離せませんでした。
私は、自分が崖っぷちに立っていても平氣なんですが、他人が淵に立っているのを見るのが怖いんです。
そこのお兄さん、早く戻ってきて。。
そしたら、ちぃさんが起き上がる時に、いきなりズルッと滑ったんです!Σ('◉⌓◉’)
幸い、絶壁とは反対側にでしたが、周りの外人さんを「ooh scary!」とビビらせていました(汗)
皆んな無事に戻れて良かったです。
しかし、帰り道は登りだし、暑くてキツかったです。
雲と風が有り難く感じました。
日本にいると雲が有難いなんて、思った事があったかなあ。。
ひと足早くちぃさんは、レンタカーに戻り、車内を冷やしておいてくれました。感謝♡
そして、我々は一路チンリのナバホ居留地に向かうのでした。
約275キロ、3時間の道のりです。
途中、ピンクの雲がありました。赤い大地が映っているのか、赤い砂が雲に混じっているのか?
ずっーと直線の道では私も運転しましたよ!
日本では見かけない雨雲がいました。
一部分だけ、雨が降っています。でもどんなに走っても雲にはなかなか近づかない。
今、アリゾナはモンスーンの時期なんだそうです。
その雲が左側になったら、ダブルレインボーが出ていました。
そして、右側の太陽の方を見たら、これまたレインボー!
トリプルレインボーに挟まれて、車内は大騒ぎでした。
見て↑、サリーさんの楽しそうなお顔。
雨が降ってないのに、虹が見られてラッキーです。
その夜は、「サンダーバードロッジ」に宿泊予定で、ロッジに着いたらスペンサーさんご夫妻が駐車場で待っていて下さいました。
3年ぶりにお会いするスペンサーさんでした。
でも、私が変わっていて最初分からなかったそうです。
ちと太ったのもあるみたい。。がーん。
翌朝、またお迎えに来て下さるとの事で、お楽しみはまだまだ続くのでした。。
いよいよ、翌日はスペンサーさん宅で皆既日食後の浄化のためスウェットロッジをやります。