ノスタルジック修善寺への旅 | misaのブログ

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10月に入った今日は、伊豆温泉旅行から3日連続ひとり日勤を経てのようやくの休日なので、旅を思い出しながらゆっくりブログを書いています。

さて、大仁ホテルを出た私たちは、中伊豆ワイナリーに向かいました。

静岡県民でも伊豆にワイナリーがある事を知らない方が多いと思いますが、規模は小さいながらも伊豆の真ん中あたりの山の上にあるのです。

こちらは、1999年にシダックス創業者、志太勤氏が自らの私財を投じて創業されました。

こんな感じで周りは一面ブドウ畑です。(写真はWikipediaよりお借りしました)

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その日は、ワイナリーからも富士山がきれいに見えていました。結婚式も挙げられるステキな所なんですよ。

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私たちは、まずワインの試飲をしてから、屋上にある鐘↑をつきに行きました。

私たちの平和への祈りが、世界に響き渡って行ったでしょうか。

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次に向かったのは、弘法大師 空海ゆかりの『修禅寺』です。

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807年に弘法大師によって創建された修禅寺は、源頼朝・北条政子の息子である源頼家が幽閉され、のちに北条氏の手により暗殺された場所でもあります。

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私は、以前に修善寺駅を毎日通勤で通っていましたが、やはりこの辺りも北条政子に関わる地だった事を改めて知りました。

修禅寺境内にある手水舎は、とっても珍しい事に温泉なんです!もちろんこの龍の水口から温泉を飲むこともできるんです。

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私たちは手水舎の水は冷たいと普段思っているので、手にかけた時にビックリしますよ。

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禅宗の開祖「達磨大師」に因んだ石像、通称『だるま石』の前で、みなさんと記念撮影。

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ゆず七味さん もふもふさん プルメリアさん カ・ステラさん (ゆず七味さん以外は甑島のシェア会で知り合った方々です)

お寺の屋根の上を見上げると、狛犬さんが逆立ちをしていました。

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修禅寺を出て、すぐ近くにある『独鈷の湯』に皆様をご案内しました。

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そもそも修善寺温泉の起源は、807年に空海がこの地を訪れた際、桂川の冷たい水で病気の父の体を洗う親孝行の少年に心を打たれ「この水では冷たかろう」と独鈷杵(とっこしょ)という仏具を使い、川の岩を砕いて霊泉を湧出させたという言い伝えからきています。

空海が父子に温泉治療を教えたところ、不思議なことに父の十数年来の固疾はたちまち平癒したと伝えられ、その後この地には温泉治療が広まったのだそうです。

その「独鈷杵」は修禅寺の裏山から1961年に発見され、境内の宝物殿で公開されているとの事です。

独鈷の湯は修善寺温泉発祥の温泉で、伊豆最古のものといわれていますが、独鈷の湯は台風による桂川の氾濫で何度となく流されており、現在は川幅の広い所に移されています。

なので、今は温泉は湧き出てはおらず、他から温泉を引き込んでいるのだそうです。

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以前はむちゃくちゃ熱かった記憶があった独鈷の湯の温度も、今はぬるめでした。

その近くに新たに足湯が出来ていて驚きました。

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ここから更にノスタルジックな修善寺へのいざないとなって行きますが、長くなりそうなので一旦区切りますね。

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