アリゾナ旅行に一緒に行ったトムさんと熱海で久しぶりの再会です。
『来宮神社』
こちらの樹齢2000年の大楠は、本州一位の巨木で、国の天然記念物に指定されています。
大楠の幹の周りを一周まわると、寿命が一年延び、心に願いを秘めながら一周すると願い事が叶うとも云われています。
木に宿る神々をお祀りし、木に感謝する古来からの信仰心を大事にしたいですね。
次に行ったのは『伊豆山神社』
こちらは、昨年の7月に一度来た事がありますが、たくさんの宿題をもらった気分になった場所でした。
謎多き伊豆山神社
ちょうど、桜が満開でした。
昨年来た時に、何故か自分と深い関わりがある神社だと直感で感じたのですが、謎は解けないままになっていました。
ところが、お詣りしている途中で、あっ!!と思い出したのです。
実は、アルテミスさんという男性から「misaさんの前世は、北条政子ですよ」と云われていた事があるのです。
どうして、そんな事が分かるんだろう?と、その時はピンと来なかったのですが、そう言えばここ伊豆山神社は、源頼朝と北条政子のゆかりの地だったではないですか!
確か、ふたりの「腰掛け石」があったはず。。
ありました、ありました。
そばの説明文を読んでみました。
『頼朝と政子の伊豆山参詣』
…前略…
とりわけ、政子にとり伊豆山は頼朝への愛を貫き夫のために祈り続けた聖なる地であった。
「吾妻鏡」には、それを政子自身が頼朝に向かって語る場面がある。
それは囚われの身となった静御前が鶴岡八幡の神前で「しづやしづ…」と義経を慕う歌を詠じ、舞を舞ったときのこと。
静御前の行為に激怒した頼朝を、政子はその場で次のように語っていさめた。
「あなたがまだ流人として伊豆の国にいらっしゃった頃、あなたとの契りを知った父(北条時政)は、平家を怖れ、わたくしを閉じ込めてしまいました。
でも、わたくしは闇夜を抜け出して、雨風を凌ぎつつあなたの元へ参りました。
石橋山の合戦の時には、伊豆山でひとりあなたを想い、生きた心地がしませんでした。
あの頃の私の愁いといまの静御前の心は同じです!」
…略…
この頼朝と政子の「逃避行」は、実は伊豆山権現への参詣と深く結びついた出来事であった。
頼朝を慕う政子の心が、伊豆山参詣という縁を作り出し、ふたりで心を込めた祈願を立てたからこそ、ともに大いなる功徳を得ることが出来たのである。
…略…
頼朝と政子は、伊豆山権現を介して、箱根権現や三島大明神、さらには富士の神々の加護を得て、夫婦二人三脚で東国の地から新たな歴史を切り開いた。
ふたりにとって伊豆山は、まさしく新たな時代への「出発の地」であった。
…略…。
<引用終わり>
私は、これまで鎌倉や伊豆に住んでおり、行く場所行く場所で頼朝のゆかりの地に接して来ました。
伊豆の国市にある「北条政子・産湯の井戸」にも行った事があります。
今まで、あまり北条政子には詳しくなかったのですが、説明文を読み、政子の頼朝への想いを知り、胸が熱くなりました。
ここ、伊豆山神社はふたりの想い出の場所なんだ。。
私の前世が北条政子かどうかは分かりませんが、もしそうだとすると、前に来た時に「自分と深い関わりのある場所」と直感した事が腑に落ちるのです。
あの時、目の前にジグソーパズルのピースがばらまかれたような気持ちになりましたが、これでピタッと最後のひとつがはまった感じがしました。
思いがけず、桜の季節に魂のルーツの場所に訪れることが出来て良かったです。
何か最近、「源」に関する出来事が多いけど、それを踏まえた上での行動が求められているのでしょうね。
人それぞれ、たくさんの過去世があるけれど、今世もたくさんの経験を増やしそれを肥やしにして、あの世への手土産に持って行こうと思います。
アルテミスさん、教えて下さりありがとうございました。