アリゾナへの旅日記の途中ですが、松原照子さんの世見に、富士山の事が書かれていましたのでご紹介いたします。
富士山噴火はもしかしたら…
<世見> 2013/7/9
7月2日が今年の折り返しだとか!
すぐにジングルベルがネオンの輝きと一緒に日本中を駆け巡るのでしょうネ。
「早い 早い一年」誰かが時を早回ししているようです。
日本の火山災害は今から221年前の5日 雲仙普賢岳が火山性地震で眉山の半分が大崩壊したのが記録上の火山災害だとか。
普賢岳は1991年6月あの附近は火砕流に飲み込まれクラフト夫妻も犠牲に遭いました。
火山の噴火は神武神世の時代より信仰の対象になるくらい人々の心に「神の怒り」が火柱をあげて噴き上げる深紅の岩だと思っていた時代と今とでは何か人々の心を変えたのでしょう。
私はまだ一度も大音響と共に大地を揺らして噴き上がる噴煙に混じって真っ赤に熱せられた岩の嵐を目の前で見たことはありません。
先週の女性自身の取材で富士山のことを話させて頂きましたが、7月1日の世界遺産に登録された日のニュースを見て心配が増してしまいました。
どなたか計算をして欲しいのです。
「一つのお山に途切れることなく人々が列をなして一歩一歩踏む時、どれ程の振動が地面に起きるのか」をです。
登山は自然界を味わえる最高の醍醐味ですが、あれ程の人が頑丈な山とはいえ自然界には存在しない負荷をかけて本当に大丈夫なのだろうかと心から心配になりました。
「成層火山」がどのような意味かわかりませんが、「盾状火山」なら今回の人による振動は気にならないのですが、もしも富士山が成層火山と呼ばれる火山なら溶岩や火山灰が積もった層に人間の歩む振動が伝わり層に亀裂をつくり、マグマたまりに刺激を与えることになる気がして仕方がありません。
富士山噴火はもしかしたら人類が早くすることになるかもしれません。
<転載終わり>
富士山は、間違いなく「成層火山」です。
文中に「女性自身の取材」とありますが、そこに何が書かれていたかを調べてみました。
6月下旬発売の女性自身より抜粋
去年から富士山が気になって仕方がない。
東日本大震災の前の感覚に今、とても近い。
世界遺産に登録されたことで、入山者が一気に増えることが、富士山の噴火を早めるのでは。
もともと富士山はご神体のお山で、私たちにとっては拝む象徴。物見遊山気分で行くのはどうか控えてほしい。
入山する場合は、ご神域に近づいていくという意識を持ってほしい。
神聖なお山に、人間が土足で踏み込めば踏み込むほど聖域は侵されてしまう。
人が一人でも多く登れば登るほど噴火が早くなる気がする。
高度の灰が降り注ぎ、300キロ以上も離れた場所の飛行機がエンジントラブルで止まっているビジョンが見える。
噴火は2014年~2016年、あるいは2018年、どれほど待ったとしても2021年より先ではないと思う。
日本がひっくり返るような、何かが起きる。
竜巻・ゲリラ豪雨も年々大きくなり、豪雨が起こる地域と、そのすぐ近くなのに雨が降らず、水不足になる地域が見える。
何が起こるかわからない世界がやってくる。
富士山の世界遺産登録は、地球がそうした変革の時代の入り口に立った印。
この地球に、この日本に生まれてきた意味を感じ、感謝の心を持ってほしい。
自然の恵み、生かされている命に『ありがとう』の言葉を一言、発することが必要。
大和言葉の『ありがとう』は、人間だけではなく、自然や地球にも届く『言霊』。
富士山に登る人は、ぜひ近くの神社に『大難が小難になりますように』とお参りしてほしい。
その思いを持って、ご神域のお山に足を踏み入れて欲しい。
<抜粋終わり>
富士山が世界文化遺産に登録された事で、すっかり観光地化されてしまっています。
富士山は神聖な山である事を知らない外国人が、次から次へ押し寄せ、富士山がゴミの山となっているそうです。
ホピの「メサ」は神聖な場所であり、写真撮影も禁じられ、部外者の立ち入りも規制されていましたが、ホピの聖地と富士山は通じる所があるような気がします。
目に見えないスピリットが宿っている場所として。
ホピはカチーナが見守っているように、富士山もたくさんの龍神や精霊たちが住んでいます。
彼らを失望させないようにしたいですね。
外国人から見た富士山