愛は国境を越える | misaのブログ

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遊びに来てくださって ありがとうございます!

昨日の記事にたくさんのコメントをありがとうございました。

依然として中国に対する差別意識を多くの方々がお持ちになっている事が歴然としました。

しかし、国民性の違いはあっても、同じ人間です。中国人と日本人は全く違う生物ではないはずです。

皆さんのお近くにも中国人の方がいらっしゃると思いますが、私たちと何か違うでしょうか。

心も感情もあり、愛を向ければそれがちゃんと伝わる方たちだと私は信じています。

31日の「モーニングバード」にタレントのコロッケさんが出ていて、東北の被災地で炊き出しを支援した時のエピソードを語っていました。

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ある男の子が炊き出しに並んでいて、もらったうどんを自分が食べずに、離れた場所にいるおばあちゃんの所へ届けているのをコロッケさんは目撃したのだそうです。

そしてまたその男の子は、4~500人も並んでいる最後尾に、今度は自分のをもらう為に並んだのです。

それを見てコロッケさんは、その男の子に声をかけました。

「知り合いのおばあちゃんなの?」と。

そしたらその子は「ううん、あのおばあちゃん足が悪いから、炊き出しを取りに来れないんだよ。だから持っていってあげたんだよ。」と答えたそうです。

「そう、ありがとう。おじちゃんたち気づかなくてごめんね。」と謝ったコロッケさんは、自分もやれる事をやらないといけないなと、それからずっと被災地の人々に笑顔を届けているのです。

この男の子は、おばあちゃんが中国人だったら届けなかったでしょうか?そんな事は関係ないのです。

困っている人を助けたいという純粋な気持ちに国境はありません。

以前、独り言さんから八田與一(よいち)さんの事を教えていただきました。

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八田與一さんは、台湾では教科書に載ったりして知らない人がいないくらい有名な方なのです。

なぜかというと、戦争で日本が台湾を統治している頃、八田與一さんは台湾の為に巨大プロジェクトを立ち上げて、人々を救った方だったのです。

当時、台湾一の嘉南平野は荒れ果てて作物が育たず、不毛の地といわれていました。

八田さんはその土地を潤すため、 巨大ダム(烏山頭ダム)の建設を進め、幾多の難関をくぐり抜けながらもダムを完成させ、嘉南平野を台湾一の穀倉地帯に変えたのです。

第二次世界大戦直後、台湾に数多く建てられていた日本の軍人や政治家の銅像は、ことごとく撤去され壊されていきました。

しかし、八田與一さんの銅像は、村の農民たちによってこっそり隠され守られていたのでした。

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八田さんの銅像は、今も彼が建設した烏山頭ダムの近くの小高い丘に、そのダムによって限りない恩恵を受けた嘉南平原の組合の人々が中心となって守り残されているのです。

これらの話がまとめられた感動的な動画を是非ご覧になって下さい。(約10分)

台湾で愛された日本人 八田與一



八田與一さんの事は、アニメ化もされています。

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「バッテンライ」とは「八田が来る」という意味だそうです。

台湾を愛した日本人(改訂版) -土木技師 八田與一の生涯-/創風社出版

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こうして台湾人は当時の恩を今も忘れず、八田さんだけでなく、日本や日本人そのものにも感謝してくれているのです。

それが、東日本大震災の折、台湾が世界で一番多額の義援金を贈ってくれた事に表れていました。

誰かの為になりたいと思う気持ちに国境はありません。

人間は、愛を受け取ったら愛で応える事のできる生き物だと思います。

それを台湾の人々が教えてくれています。

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