過去世で人柱になった女性 <後半> | misaのブログ

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昨日は、午前中にお二人もあの世に旅立たれてしまいました。

80過ぎのお一人の方は、遠方からの娘さんの到着を5時間くらい待ってから葬儀屋さんがお迎えに来たのですが、ベットから抱きかかえたそのお身体は、まだものすごく温かかったのです。

死後処置をしてから5時間も経っていたのですよ。あまりの温かさにビックリしました。呼吸をしていなくても身体の細胞はまだ生きているって事でしょうか。

魂は、まだ身体の中にいたのでしょうか。不思議な感じがしました。

お二人のご冥福をお祈りいたします。

さて昨日の続きです。

前世で人柱となった「タエの事例」を稲垣勝巳さんのこちらのブログから抜粋してお伝えしています。

http://ameblo.jp/katumi-i/entry-11414787484.html

★★★

ここから先は2006・10月のアンビリでは一切放映されていません。

私に言わせれば、生まれ変わりの真実を探究するとすれば、この先こそ重要なのです。

ここからはタエが魂として肉体を離脱したあとの、霊界に在ったときの記憶を探るという形をとっています。

CO:身体から抜けましたか?あなたはどこにいますか?

CL:・・・暗い。

CO:じゃあ、その先へ行きましょう。・・・穏やかな気持ちで、今いますか?

CL:はい。

CO:もう暗くはありませんか?

CL:はい。

CO:どんなふうですか? 言葉にしにくいかもしれませんが、できるだけたとえてみたら、どんなふうですか?

CL:・・・うーん、明るい・・・光の、世界。

CO:あなたには肉体はあるのですか?

CL:ありません。

CO:意識だけがあるのですか? 意識って分かりますか? 心。

CL:「わたし」です。

CO:「わたし」がいるだけ? 身体はないのですか? じゃ、あなたが男か女か分かりますか?

CL:分かりません

CO:ほかにも、あなたのように「わたし」だけという存在を感じますか?

CL:はい。

CO:その世界で何をしているのですか?

CL:・・・浮かんでいます。

CO:ずーっと永遠に浮かんでいるのですか?

CL:上へ上へと、行く。どんどん、光の中を。

CO:で、「わたし」という存在のことを、魂と呼んでいいのですか?

CL:はい。

CO:魂のあなたは、そこにずーっと居続けるわけですか?

CL:・・・入れ替わります。

CO:「わたし」が入れ替わるとは、また誰かに生まれ変わるということですか?

CL:はい。

CO:それまでその世界にいるわけですか。で、その世界の居心地はどうですか?

CL:気持ちいいー。

CO:実は、その時間も空間も超越した世界のことを中間世って呼びます。そこには、 あなたの次の人生を、どう生きたらいいのかを導いてくれる、 偉大な存在者がいると 言われています。でも、その存在者がどんなふうかは私には分かりません。あなたには分かるはずです。その存在者とコンタクトはでき ますか?

CL:はい。

CO:その姿が見えますか?見えたらどんなふうか、お話してください。

CL:大きい人。髪と髭が白くて巻き毛で長い。眉も長い。鼻は大きい。目も大きい。 唇は厚い。

CO:異国の人ですか? そうではない?

CL:そうです。

CO:肌の色は?

CL:赤黒い。

※セッション後の里沙さんの記憶では、この「偉大な存在者」が赤黒い肌に見えたのは、後光が差しており、逆光の中で顔の色が赤黒く見えたということであった。したがって、異国の人のような感じがしたということであった。

CO:どんな衣装を着けてみえますか?

CL:白い・・・マント? ・・・。

CO:ローブみたいなものですか?

CL:(頷く)

CO:その方はあなたのそばにみえますか? じゃ、コンタクトはとれますか?

CL:はい。

CO:じゃあ、私がいくつか尋ねるので、あなたからその方に尋ねて、答えをもらってください。そこでは言葉がいりますか?

CL:いりません。

CO:心で思ったことが、ストレートに相手に伝わるわけですか。(CL頷く)じゃ、 尋ねます。あなたがわずか一六歳で、みなし子として貧しい生 活の中で生きてきて、そしてみんなのための犠牲になって死ぬわけだけど、その短い人生で、あなたが学ばなければならなかったことは何でしょう? 

私から見ると、ただ悲しいだけの人生に思えるんだけど。

その方に聞いてみてください。なぜ、あなたはそんな人生を歩まなければならないのでしょう? 答えが 返ってきたら教えてください。

CL:・・・みなのために、村を救う、みなを、幸せにするために、生きる人生だった。

CO:あなたは、今、満足していますか? 自分のタエという人生を振り返って。

CL:はい。

CO:もう一つ聞いてもいいですか。今度は、できればあなたの口を借りて、その偉大な存在者とお話することはできないでしょうか? 

CL:・・・はい。

CO:じゃ、一つ聞きますよ。そのあなたのいる魂の世界に、たとえば、私の愛する人が待っていて、生まれ変わりがまだなら、私もそこへ行けば会えますか?

CL:はい。会えます。

CO:もう、生まれ変わりをしていたらどうなりますか?

CL:必ず出会います。

CO:生まれ変わりをしていても出会えますか、魂どうしは?

CL:はい。

CO:じゃ、聞きます。多くの人が、前世のことは現世に生まれ変わると、忘れて出てきません。でも今、里沙さんは深い催眠状態で前世のことを語ってくれましたが、もともと人間は、前世のことを忘れて生きるようにできていますか?

CL:はい。

CO:それを、無理矢理こうやって、催眠によってほじくり出すことは罪なことでしょうか? どうでしょう。

CL:そうではありません。人を救う手段であります。人を救う手段であれば、罪なことではありません。あなたは、それができる人なので、たくさんの人を苦しみから救うことが使命であると。

CO:私の使命ですか。

CL:そうです。

CO:前世療法をやった後は、とっても憔悴しているように見えるそうです。命を縮めているんじゃないかって言われています。そういうことになっていますか?

※実際、この「タエの事例」のセッション直後には疲労困憊し、膝ががくがくになって歩行がままならない状態に陥った。

CL:違います。できる限りたくさんの人を救います。

CO:分かりました。じゃあ私は、それを自信を持ってやっていいのですか?

CL:はい。

CO:他に、私に伝えておかなければならないことがあれば、どうぞおっしゃってくだ さい。

CL:世界にたくさんの悩める人がいます。必ず出会います。力を尽くしてお救いください。

CO:はい。私はそういう道を進むのが使命ですか?

CL:そうです。

CO:もう一つ聞きます。大きな謎ですよ。おタエさんは、人柱となって一六歳で短い 一生を終えました。そのおタエさんの魂が、今、平成の現世では里沙さんとして生まれ変わっています。

その里沙さんは、側湾症という治る見込みのない苦しい 病に罹(かか)っています。なぜ、苦しみを二度も味あわねばならんのですか?いかにも不公平な人生ではありませんか。そのわけは何でしょう?

CL:魂を高め、人を救う道に位置付きし人です。

CO:里沙さんがそういう人ですか。

CL:そうです。

CO:じゃあ、側湾症になるということも、里沙さん自身が、あなたのいらっしゃる中間世で決められたことなんですか?

CL:そうです。

CO:それは、里沙さん自身が魂として選んだ道なんですか?

CL:「わたし」が選びました。

CO:「わたし」とは、魂の「わたし」なのか、それとも偉大な存在である「わたし」のことですか? どちらですか?

CL:魂の「わたし」が選びました。

CO:もし、そのことを現世の里沙さんがはっきり自覚できたら、彼女は救われるでしょうか?

CL:救われます。

CO:その苦しみを乗り越えるだけの力を得ることができますか?

CL:できます。

CO:浅間山の噴火のときに雷が起きましたか?

CL:はい。

CO:そのことを、雷神様と人々は言うのでしょうか?

CL:そうです。まだ、噴火、自然現象は分からない人たちですから、魔物のせいだと思ったのです。

CO:龍神様はなんのことでしょう?

CL:浅間山は信仰の山です。龍神が祀られています。

CO:その龍神が、お山が火を噴いたために住めなくなって、川を下るというように人々は思ったわけですね。

CL:そうです。

CO:それから、そのときの噴火によって空が真っ暗になって、日が射さなくなって、 火山灰が降り注いで、農作物は不作になりますよね。その結果、下界ではどんなことが起きたのでしょう?

CL:噴火による土石流で川が堰(せ)き止められ、そのため洪水が起き、たくさんの人が亡くなりました。

CO:その川の名前が吾妻川でしょうか?

CL:そうです。利根川の上流になります。

CO:おタエさんしか知り得ないことで、われわれが後で調べたら何とか分かるような、そういう証拠の話か物がないでしょうか? 

CL:タエは・・・左腕をなくしています。渋川村上郷、馬頭観音下に左腕が埋まっています。

※タエは、人柱になるに当たって、自分の左腕をなくしたことを一切語っていない。このような重大事をなぜ語らないのか謎であった。その謎は7年後(2012年5月)の再セッションで明らかとなった。

CO:下ということは、馬頭観音様は外に立っていらっしゃいますか? お堂の中ではない?

CL:お堂です。お堂の下を掘るとタエの左腕が出てきます。

CO:それが、タエが実際に存在した証拠になりますか?

CL:そうです。

CO:馬頭観音様が祀られているのはお寺でしょうか?

CL:馬頭観音は寺ではありません。小さなお御堂(みどう)です。

CO:それは現在でもありますか?

CL:あります。

※現渋川市上郷で小さなお御堂を供えている馬頭観音は一基ある。これが偉大な存在者の告げた馬頭観音だと特定して間違いないであろう。

CO:おタエさんの左腕を探すためにはその床下を掘れということですか?

CL:土、下。

CO:どのくらい掘ったらいいのでしょうね?

CL:土石流で埋まっているので・・・。

※2012年になって、私の読者がネット検索によって渋川市のハザードマップを見つけ出した。ハザードマップによれば、上郷馬頭観音お御堂付近には、過去に土石流被害のあったことが確認できた。

CO:ちょっと掘れない。でも、埋まっているのは間違いない?

CL:はい。

CO:分かりました。それ以外に、もっと何とかなる方法で、おタエさんの存在を証明する何かがありませんか?たとえば、おタエさんを、村の人たちが供養のために何かしていませんでしょうか?

CL:何も残してはおりません。村は洪水で壊滅状態になりました。

CO:おタエさんのことは、郷土史か何かの記録には残っていませんか? 語り継ぐ人はいませんでしたか?

CL:たくさんの人が浅間山の噴火を記録しました。

CO:それは分かっています。でも、おタエさんを記録した人はいませんでしょうか?

CL:女は、道具です。

CO:道具でしたか。それでは、おタエさんを育ててくれた名主の・・・?

CL:クロカワキチエモン。

CO:そのクロカワキチエモンと連れ合いのハツは名主でしたから、その記録は残っているでしょうか?

CL:残っています。

CO:どこへ行けばわかりますか? 図書館へ行けば分かりますか?それとも?

CL:・・・資料はあります。

CO:そこにハツの記録も残っているでしょうか?多くのみなし子を育てたことぐらいは残ってるでしょうか?

CL:たくさんの文書は洪水で流され、田畑の帳簿、村の様子など書き記したものは、ほとんどありません。

CO:分かりました。そうすると、おタエさんの存在そのものの裏付けを取ることは、現在のわれわれには無理ですね。

CL:はい。

CO:ただ、馬頭観音のお堂の下に、おタエさんの左腕が、土石流の下に埋まっているのは間違いないですね。

CL:はい。

CO:なぜ、片腕が馬頭観音様の下に埋められることになったのですか?

CL:雷神様を乗せる馬を守るために、タエの左腕が供えられたのです。

CO:それは切り落とされたわけですか?刀によって?

CL:そうです。

※左腕を切り落とされた重大事をタエは語っていない。これも大きな謎として残った。このセッションから7年後、2012年5月29日の再セッショ ン(映画で公開予定)で、タエにと尋ねたところ、人柱として送り出される酒宴で、ご馳走とともにキチエモンから酩酊するまで酒を飲まされたこと、左腕を切り落とされたことは分からないが、左腕の付け根が「熱い」と語った。

酩酊状態で鋭利な脇差しなどで一気に切り落とされた場合、「痛い」ではなく、「熱い」 という感覚が残ることはありうるとの外科医の見解を得ている。

おそらく、人柱として死を前にしたタエの恐怖心を麻痺させ、左腕を切り落とす痛みをなくすために酩酊させたと推測できる。

CO:それにタエさんは耐えたわけですか。

CL:そうです。

CO:それはタエさんが望んで腕を差し出したわけですか?

CL:違います。馬が必死で暴れるので抑えるために、タエの腕を馬の口取りのために馬頭観音に捧げることになりました。

※ここで言う口取りとは、馬の轡に付けた手綱を持って引くことである。この意味の口取りは現代ではほぼ死語であり、競馬関係者くらいしか用いない。

CO:分かりました。もう一つ、あなたは偉大な存在者なので、私の探究が許されるなら、魂がおタエさんの後、里沙さんに生まれ変わるまでの間に、もし、生まれ変わりがあるとしたら、そこへ里沙さんをもう一度行かせることはいいでしょうか?

CL:はい。

CO:ありますか、やっぱり。

CL:はい。

CO:あなたならすべてお見通しなので聞きますが、里沙さんの魂は、今までどれくらい生まれ変わりを繰り返したのでしょうか? 回数、分かりますか?

CL:長く繰り返している。

CO:一番古くはどんな時代でしょう?

CL:天明、タエが初。

CO:もう一つ聞きます。その魂はいったいどこから生じるのでしょう?

CL:中間の世界。

CO:そうすると、あらゆる魂はもともと一つのところから生まれてくるのですか?

CL:中間の粒子が魂に生まれ変わります。

CO:魂は永久に生まれ変わりを続けるわけでしょうか?

CL:粒子の色が消えると、生まれ変わりはなくなります。

CO:その魂は、中間の世界に留まることができるのですか?

CL:わたしの一部になります。

※この「わたし」とは、偉大な存在者であり、守護的存在である。

CO:分かりました。ありがとうございました。わざわざお呼び立てして、申し訳ありませんでした。でも、随分いろんな勉強になりました。


※ここで「タエの事例」は終了です。

ただし、引き続いてタエの次の生まれ変わりを探ったセッションを続けました。

そこで、ラタラジューが1回目の顕現化をすることになります。次回に紹介します。

<転載終わり>

二つ目の前世、続きは稲垣さんのこちらの記事をご覧ください。

http://ameblo.jp/katumi-i/entry-11422192534.html


いかがでしたか?非常に興味深いお話でしたね。テレビでは語られなかった部分を知る事が出来てラッキーでした。

長くなってしまいましたので、このドキュメンタリー映画の上映会のお知らせと、他の不思議な前世のお話は、次回にご紹介いたします。

続く。。。