2012年12月21日、マヤ長期暦13バクトゥーン13アハウ 第五の太陽の終わり。
数年前までは、マヤ暦の終わりの事などほとんど知られてはいなかったのに、最近ではテレビや映画の影響で知らない人がいないほど有名になりました。
でも、その多くが間違った情報で広まってしまっています。
大紀元より
人類滅亡説に備えノアの方舟を建設か
【マヤ人の人類滅亡説を信じ建設中の避難船】
古代マヤ人が予言した2012年人類滅亡説。
ホットな話題ではあるが、ほとんどの人は半信半疑の気持ちでその日を迎えようとしている。
しかし、新疆ウイグル自治区でこの予言を真に受け、難から逃れようと、ノアの方舟を建設している者がいる。中国メディアが報じた。
中新網によると、方舟を作っているのは同自治区に在住する男性で、「2012年、我が家が洪水に呑まれるかも知れないから、全財産をなげうってこの船を作った。皆も一緒にこの船で避難できる」と話した。
船は全長21.2メートル、幅15.5メートル、高さ5.6メートル、540馬力に相当する3つのディーゼルエンジンがついており、排水量は140トン。
2010年に建築を開始し、工事費はすでに100万元(約1300万円)かかったという。
3階建ての船は外側はほぼ出来上がっている。ただ、船内の設備を揃えるために、さらに100万元が必要だと男性は話した。
男性は万が一、災難がなくても、船を観光船やフェリーにすると決して無駄ではないことを強調した。
男性は多趣味で、易経など中国の古代文化に深く影響を受けているとも話した。
<転載終わり>
古代マヤ人、こんな予言してません。
日本だけでなく中国でもこんなあり様なんですね。驚きました。
そもそも約5200年周期のマヤ長期暦の終わりの日は、どの日にあたるのかは誰にも分からないのです。
というのも、スペイン人の侵略で大切な書物は焼き払われ、マヤ暦を管理していた神官たちも殺されてしまった為、その日を特定する事が出来なくなってしまったのです。
マヤ族の大長老ドン・アレハンドロ氏は「2012年12月21日に長期暦が終わるなどとは、マヤ族は認めていない。
その日がいつくるのかは、宇宙しか知らないのだ。」とこれまで何度も繰り返して21日の人類滅亡説を否定してきました。
数ヶ月前にもマヤの遺跡が発掘されましたが、そういう場にマヤ族は立ち会わせてもらえないのだそうです。
マヤ族の知らない所で話が進んでしまうのだそうです。
これでは、マヤ族の長老がいくら人類滅亡ではないと訴えても聞いてもらえないわけです。
テレビでも、アレハンドロさんのインタビューを、強引に人類滅亡に仕立て上げた事があり、これに浅川嘉富氏が抗議した事もありました。
しかし一方、アレハンドロ氏はこうも言っています。
「12月21日ではなくとも、13バクトゥーン13アハウの日は、いつかは訪れます。
この最後の日が終わると新たな太陽を迎える変化の時期となり、新たな時代を始めるためには浄化もあるとマヤ族は信じています。
新たな時代とともに歩むには、一人ひとりが自然との調和、人々との調和に目覚めることが大切です。
その変化の波に多くの人が乗っていけるように祈リたいと思います。」
という事は、人々の行いによっては地球規模の浄化があるという事です。
大変な浄化にならないように、今のうちに多くの人が自然との調和、人々との調和に目覚めないとならないのでしょう。
マヤ暦の最後の日とされる21日は、古いカレンダーを新年のものに掛け替えるように、普通に過ぎていくものと思われます。
でも、私が気がかりなのは惑星二ビルの方です。
3600年周期で太陽と太陽の伴星を回っている二ビルが、年末から来年の2月にかけて地球に近づいていると言います。
あの井出さんも、二ビルの存在を否定しませんでした。
NASAも懸念しているその影響は、はたしていかがなものなのでしょうか。
未来のことは神のみぞ知る、ですね。