アメーバ限定記事を書く前に、ちょっとショックなニュースを。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121005-00000098-jij-pol
原発投票条例案を否決=総務委が全会一致で―静岡県議会
静岡県議会総務委員会は5日、運転停止中の中部電力浜岡原発の再稼働の是非を問う住民投票条例案を全会一致で否決した。
11日の本会議でも否決される見通し。
条例案は、市民団体「原発県民投票静岡」が地方自治法に基づき、約16万5000人の有効署名を集め、同県に制定を請求。
知事らに対し投票結果を尊重し、国などと協議することを求めた。
http://www.at-s.com/news/detail/450482709.html
16万民意どこへ 形式不備に議論終始
16万人の民意はどこへ-。
浜岡原発の再稼働の是非を問う県民投票条例案を全会一致で否決した県議会総務委員会。
委員会を傍聴した市民団体関係者は肩を落とした。
「浜岡原発について意見を言いたいというのが、県民の素朴な思いなのに…」。
非自民系の議員有志が修正案の本会議提出を決めたことに、最後の望みを託していた。
2日間にわたった集中審査では、県民投票に掛かる約13億円の経費や、条例案の形式的不備に議論が集中した。
質疑を見守った市民団体「原発県民投票静岡」の中村英一事務局次長(48)は、「なぜ、私たちが住民投票を直接請求したのか。その肝心な部分の議論が少なかったことは残念」とした。
受任者の富士宮市の主婦津田陽子さん(68)は「修正することを署名者は問題視しないと思う。修正案の可決に向けて県議は責任を果たしてほしい」と語り、11日の最終本会議での議論に期待した。
一方、委員会裁決後、非自民系3会派の有志がまとめた修正案について説明を受けた自民改革会議。過半数の議席を占めるだけに、同会派の動向が修正案の成否を左右する。
原案が全会一致で否決となった経過について、杉山盛雄党県連幹事長は報道陣の取材に対し「全責任は知事にある。議会に丸投げし、後は知らないという姿勢だ」と表情をこわばらせ、反対姿勢を覆した川勝平太知事を厳しく批判した。
同会派は9日の議員総会で対応を協議するが、既に修正案を提出しない方針を決めていて「提出しないのは修正案自体にも否定的と言うこと」(会派幹部)との姿勢だ。
ただ、幹部の中には「会派内には多様な意見がある」として、自主投票を求める意見もある。
<転載終わり>
8月の時点では、川勝静岡県知事さんも県民投票に賛成し、「16万人以上の有効署名は非常に大きく、尊重したい。原発問題は関心が高いテーマであり、県民が住民投票条例を求めているなら、それを尊重するのが民主主義だ」とも語っていたのに。。。
http://ameblo.jp/aries-misa/entry-11340425601.html
もしかして、またこの人の影響でしょうか?
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121003-00001090-yom-bus_all
再稼働なら世界的模範…米倉会長が浜岡原発視察
経団連の米倉弘昌会長は3日、政府の要請で昨年5月から全面停止している中部電力の浜岡原発を視察し、中部電力から地震・津波に対する安全対策などの説明を受けた。
米倉会長が原発施設を視察するのは初めてで、米倉会長は安全性が確認された上で、浜岡原発を再稼働させるべきだとの認識を示した。
米倉会長ら経団連関係者は、発電所敷地内に津波が直接侵入するのを食い止める防波壁(海抜18メートル)の工事現場や、原子炉建屋外壁の強化扉の設置状況などを見て回った。
中部電力は来年12月の完了に向け、津波対策工事を進めている。
米倉会長は視察後の記者会見で「着実に安全性が強化されていると感じ、安心した。住民の信頼を勝ち得て、再稼働に持っていけるとすれば世界的な模範ともなる」と述べた。
<転載終わり>
冗談ではありません。
米倉会長が、直前の3日にわざわざ視察をするのは、かなり怪しいです。
「防波堤が完成しても、浜岡原発は動かさない」と言っていた川勝知事さんも、こうして圧力に屈してしまうのでしょうか?
浜岡原発は建っている岩盤自体がとてももろいのです。巨大地震が来たらひとたまりもありません。
首都崩壊につながるこんなに危険な浜岡原発を、まだ動かそうと考えている米倉会長はとても人間とは思えません。
仮面をはいだその下には、恐ろしい魔物が潜んでいるのではないかと、私はいつも思うのです。
一部の絶対権力に牛耳られて、私たちの民意が全く通らない世の中を憂います。
こんな事ばかりしていては、いよいよ神さまからも見放されてしまうでしょう。