4号機の燃料 一部を7月に試験取り出し | misaのブログ

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世論が4号機の危機的状況をネットで広めているお陰か、村田光平氏や松村昭雄氏、ワイデン上院議員らが政府に働きかけたお陰か、ここにきてようやく国と東電が重い腰をあげました。

http://sankei.jp.msn.com/smp/affairs/news/120527/dst12052719300011-s.htm

福島第1原発4号機 プールの未使用燃料をこの夏、試験的に取り出しへ

政府と東京電力が、福島第1原発4号機の燃料貯蔵プールに保管されている未使用の燃料集合体2体を、今年7月にも試験的に取り出す計画を進めていることが27日、関係者への取材で分かった。

4号機は定期検査中に被災し、プールには1535体の燃料集合体が保管されている。

204体は定検後に使用する予定だった未使用の新燃料で、このうち2体を7月にも試験的に取り出す。

燃料被覆管の損傷状況を調べ、保管方法などを検討する。

廃炉に向けた工程表では、プールの燃料取り出しは平成25年末までの着手が目標で、燃料をプール内で専用の保管容器に入れて取り出すことにしているが、今回は重機で燃料の取っ手をつかんで引き上げる。

また、東電は、1号機の原子炉格納容器内部の内視鏡調査を、6~7月ごろに実施する。

<転載終わり>

未使用の核燃料は、核分裂をしていない為、発熱せず、危険性は使用済みと比べて少ないわけです。

一年以上も事故から経っているのですから、未使用の204体だけでも早く取り出しておく事は出来なかったのでしょうか。

前途多難の作業になると思いますし、取り出した燃料の保管場所や保管方法も難しい問題を抱えていますが、来年の12月まで待っていられません。

2体だけですが、これでも一歩前進だと思います。

こんな大変な目に遭うのですから、もう原発はこりごりだと感じてもらいたいです。