野田総理の思惑とおおい町のあきれた議長 | misaのブログ

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東京新聞より

大飯再稼働は夏までに判断 首相答弁

野田佳彦首相は24日午前、衆院社会保障と税の一体改革特別委員会で、関西電力大飯原発3、4号機の再稼働について「時期的に真夏になってからでは企業も準備がある。国民も心の準備がある」と、夏までに政府として最終判断する意向を示した。

おおい町議会が再稼働に同意したことについては「立地自治体として原発に向き合ってきた福井県、おおい町の判断は大きい。町議会が同意を表明したことは大変重たい事実だ」と述べた。

また、政府が18日に決定した今夏の電力需給対策に関して「関西が一番厳しい状況だった。大飯原発が稼働するのかしないのかは大きな影響がある」と強調。

「日本の電力供給の約3割を原子力に依存していた。ただちにすべて止まったままでは国民生活や経済に悪影響が出る」とも述べた。

首相は17日のNHK番組では、大飯原発の再稼働について「そろそろ判断の時期は近いと思う」と表明。具体的な時期はこれまで言及していない。

<転載終わり>

野田総理も藤村官房長官も「日本の電力の3割は原発に依存」としきりと強調しています。

3割まで原発を稼働させないと電力が足りなくなるような言い方です。

しかし、前にも言いましたが原子力発電というのは、動いているか止まっているかのどちらかしか出来なくて、増減の調整がきかないのです。

動いているときは常にフルパワーで昼もMAX、夜もMAXでしか動かせないのです。

だから、発電量の調整は他の火力発電や水力発電などがやっていました。

原子力をフル稼働させるがために、火力発電を休ませたりしていました。

使えるのに他の発電を止めたりした上での原発30%だったのです。

原発の分を補うために火力・水力・揚水などが控えていて、原発がなくても何ら困らないように出来ているのです。

それなのに、3割、3割と強調するのは何か違うと思いました。

野田総理は来月半ばには、再稼働を強引に決めてしまう事が予想されます。

原発をフル稼働するには、作業に取りかかってから約6週間かかるそうですから、夏のピークに間に合わせる為にはもう時間がないのです。

野田総理は消費税問題で頭がいっぱいでしょうから、原発の方はちゃっちゃと片付けてしまいたいにちがいありません。

しかし、国民の意思を聞かずに再稼働を判断する事は許されないことです。

「おおい町議会が同意を表明したことは大変重たい事実だ」と総理は言いますが、こんなあまりに軽い方が議長なんですよ。

私は、この動画を見て悲しくなりました。こんな不真面目な方に日本の未来を決めてもらいたくありません。





どうか原発が再稼働しませんように。

みんなの意識を再稼働阻止に向けてください。どうかよろしくお願いします。