5月18日「国会で言いたい放題言ってきます」小出裕章氏 | misaのブログ

misaのブログ

遊びに来てくださって ありがとうございます!

やった、やった~☆

小出裕章さんは、今や時の人ですね。

misaのブログ



最近、テレビに出るようになったと喜んでいたら、何と何と小出さん、国会に行かれるそうです!

5月23日、参議院の行政監視委員会に、一緒に招かれているのは、


ソフトバンクの孫社長


misaのブログ



後藤政志氏(東芝・元原子炉格納容器設計者・工学博士)


misaのブログ



石橋克彦氏(神戸大学名誉教授・専門は地震)


misaのブログ


どんな展開になるか、今からとっても楽しみです。

こちらから転載いたします。

http://hiroakikoide.wordpress.com/2011/05/18/tanemaki-may18/








(2号機の建屋に作業員が4人入ったが、14分間で退出し、3.33~4.27ミリシーベルトの被曝だった。東電は高くない被曝だとしているが、どうか?)

普通の人の1年間1ミリという基準を考えると、十数分でその基準を超えている。

私のような放射線業務従事者の年間20ミリという基準と比べても、たった十数分という時間を考えれば高い数字。

現在は通常の状態ではないため、福島の作業員の方については250ミリという基準を国は作っている。

(今回作業員の方はタングステンベストという重さ数キロのものを着用したというが、どういうことか?)

放射能防護服は放射性物質が付着しないようにするもので、マスクは吸い込まないようにするためのもの。

ガンマ線は透過性が高く、防護服でもマスクでも防げない。

それを遮るためには、鉛のスーツのような比重の高いものを着用する必要がある。

そのためにタングステンのスーツを着た。

(ガンマ線が透過するというのは?)

身体を突き抜ける。そういうガンマ線が建屋に充満している。

それを遮るために、そういうものを着る必要があった。

(外部被曝以上に内部被曝は危ない?)

放射能は取り込むとその放射能から逃げられない。内部に入ると取り出すことができない。

いくらよそに動いても被曝は身体で続くという意味で内部被曝は危険だ。外部被曝は現場から逃げれば終わりという性質のもの。

(内部被曝の検査を受けた作業員は全体の1割だけということだが?)

今回のような劣悪な作業環境であれば、全員が検査を受けるべき。

(一人に3万CPMという数値が出たが?)

CPMは、1分にどのくらいの放射線があるかを示す。感度の低い検知器だとカウントが上がらない。

感度が高いものだと沢山カウントする。同じ状況でも数値は分かる。だから、単に3万CPMといっても、それ自体では判断できない。

(水素爆発のときに、事前に予想できていたという話があった。水素爆発の前に作業員たちを退避させるべきだったのでは?)

そう思う。東電の判断の甘さ、あるいは事故を小さく見せたいという思惑が働いた。

(JNNで作業員が証言。バーンという粉塵で空が真っ茶色になって、その後に綿のようになったというが?)

建屋そのものが1号機も3号機も吹き飛んでいる。材料が粉々になって飛び散ったのだろう。

石膏ボードのようなものもあったはず。それが綿のようになったのだろう。

(放射性物質も飛んだ?)

もちろん。水素が爆発をしたということは燃料が損傷を始めていて、放射性物質が充満していたはずで、それが爆発と一緒に飛び出した。

(海に流された水は非常に低濃度で量も少なかったと言われているが?)

事実に反する。低濃度ではない。日本の法律の限度の数百倍という猛烈な汚染水。

量も1万数千トン。膨大な量が流された。

(今まで2号機はロボットだけで、今回初めて作業員が入った。

放射線量を測ることが任務というが、いまやっとそれを測るために入れたような状況で、東電の工程表と整合性はあるのか?間に合うのか?)

私は元から出来ないと言っていた。当初のロードマップから一ヶ月たっているのに、何もできておらず事態は悪化している。

だから、工程表通りにはできない。

(専門家が9ヶ月では無理と言えないような何かが働いている?)

もともとロードマップの公表は政府が東電をせっついた結果だ。

(原子力が国策である以上は、工程表は東電と政府の連名で出すべきでは?)

政府には内容が分かる人はいないのではないか。現場を一番知るのは東電の福島の人。

本来であればその人たちの見通しを尊重すべき。

本社の人がきれいな説明書を作っているにすぎないのかなという印象。

(小出さんは、5月23日に国会に行かれると聞いた。感想は?)

良いことかもしれないが、私は政治が大嫌い。本当は行きたくない。

だが、ことがことだ。行政監視委員会は行政を監視するための場。言いたいことは昔から山ほどあるから、行くことにした。

(メルトダウンを認めているような現状だと、政策転換があるのでは?)

参議院の委員会でどんな話が出たとしても、政策を転換させるにはまだまだだろう。

(小出さんが国会で話す状況というのは正直想像していなかった)

私もだ。

(そこまで国会も追い込まれている?)

私は向こうの事情はよくわからない。言いたいことがあるから行くと判断した。

行ってみて感想を持ってかえりたい。

(ずっと我々は国にミスリードされているように思うが)

言いたい放題言ってきたい。

<転載ここまで>

小出さん、たくさん発言して来て下さいね。

応援していますドキドキ

NHKさん、どうか中継して下さいますように。