sakuraさんの記事
を読んで、悲しい気持ちになりました。
私が以前に住んでいた田舎でも、生まれた子猫を何匹も川に捨てていた家の噂を聞いた事がありました。
憤りを感じていた時に、タイムリーにこんな話を聞きました。
私の勤めるデイサービスの送迎車の運転手さん(63歳)は、全く数奇な運命の方です。
過去記事
で紹介した、白血病の元奥さんの骨髄ドナーになった方です。
その方は、仕事中、指を機械に挟まれて切断してしまったり、木材のトゲが刺さり、それが原因でばい菌が腕に回り、指を切除しなければならなかったり、倒れて来た物に腕を挟まれて筋肉が駄目になってしまったりと、信じられない話を次々としてくれました。
最近になって、6人兄弟のうち、3人しか残っていない事を話してくれたのです。
最初のお兄さんは生まれてすぐに亡くなったそうです。
次のお兄さんも1歳頃に病気か何かで亡くなったそうです。
そして、妹さんはまだ中学生の頃に、何かの病気になって病院に入院していた所、床擦れが悪化してばい菌が体に入り、それが元で亡くなったそうです。
床擦れで亡くなるなんて事、普通じゃ考えられないです。
私は信じられなくて「なんで、こんなありえない事が次々起こるんだろうね」と運転手さんに聞いてみました。
すると意外な答えが返って来たのです。
「うん、原因は分かっているよ。姉貴がその事を親父に言っていたもの。
親父は若い頃、いろんな動物をたくさん殺して来たから、そのたたりだって 」
私は鳥肌が立ちました。やっぱりそうなるんだ。
祟りと言うのではないけれど、自分に来なくても、子供や孫の命が取られるんだ
神様はそうやって、自分の大事な人を失った時の悲しみを教えてくれるんです。
分からない人には、ちゃんと分からせてくれる様になっているんです
運転手さんが奇跡の確率で、白血病のドナーになったのも、お父さんの罪の解消の為だったのかも知れないと思いました。
ドナーも相当の痛さを堪えなければならないと聞きます。
そして今、お年寄りの方と接しているのも良い運命に繋がるのではないかとさえ思いました。
動物にだって親や子供がいます。
前回の記事
の様に、死んでいたって守ろうとします。
その動物たちの命を奪う権利が人間にあるでしょうか
命の大切さが分からなければ、後で必ず分からせてもらえますが、それより先に自分で気づき、過去を詫びた方が良いと思いませんか
今気づけば、まだ間に合うと思います。
私も今までに退治してしまったゴキちゃんや蚊や、アリさんに謝ります。
ごめんなさい (ノω・、)