スウェーデンではあんなに小さかったサムとアンも、
今ではサムは6歳、アンは4歳となった。
このくらいの子供は、色んなものをプレゼントしてくれる。
ある時は、幼稚園で描いたお母さんの似顔絵、
またある時は、そこら辺に生えてる草。
どれも、お母さんお父さんの喜ぶ顔が見たいという可愛い想いからプレゼントしてくれるのだ。
そして私はそれらを、ある時は壁に飾ったり、
またある時は、たっくさん喜んだ後に、シレッと草むらに捨てたりする。
さて、先月のスウェーデン滞在中のこと。
Farmor(おばあちゃんのこと)の庭の小石を必死に集める兄と妹。
サムは私に、
「お母さん、これキラキラしてるよぉ
綺麗だからお母さんにあげる!!」
と、小石をプレゼントしてくれた。
兄のそんな姿を見ると、妹アンも負けじとプレゼントの石を探す。
数分後、満面の笑みで私に近づいてきて、こう言った。
こどもは正直、嘘つかない
でも、何を言われても、何をもらっても
子どもからのプレゼントは嬉しいものだ。
やや心に傷を負いつつも、
子どもの笑顔に癒され心もほんわか
シレッと庭に捨てた戻したけどね。
一生懸命に石を探す子どもたち。