【出産話15】それぞれの涙 | Moose Nose

Moose Nose

8年のスウェーデン生活を終え、家族で日本に引っ越して来ました。

ドクターが吸引分娩の器具を赤ちゃんの頭につけたとき、
多分それと同時に、会陰切開も行われた。
切開の痛みは、包丁で指をちょっと切っちゃった~みたいな感じで全く平気。
それよりも、早く、早く赤ちゃんを取りだして~!
その一心だった。

お産の途中から、私は天井をずっと見つめていた。
なぜなら、天井がタイルのようなツルツルとした素材で、
お股のところが反射して見えていたからであるめじー
赤ちゃんの頭、お願いだから出てきて~!泣
と天井の反射部分を見ては頑張っていきみ、でも赤ん坊の頭らしきものは出て来ずガッカリする、その繰り返しだった。

吸引分娩をしてどれくらいだったか、そんなに時間はかかってないだろうけれど、
ようやく赤ちゃんの頭が出てきたのが見えた。
それを見るともう、

早く全部出したい!!
という思いを止められず、力一杯いきもうとしたのだが、
男性ドクターが、
「ストップストップ!!いきまないで!
呼吸して!!ふっ、ふっ、ふっ、ふっ!!」


と早い呼吸をして見せたので、

もう、これはラストスパートだ、次の陣痛が最後に違いない!

と思い、一旦落ち着いて、男性ドクターと同じように呼吸をした。

 

「じゃあ、つぎの陣痛で出しちゃおうね!

あともう少しだからね、頑張って!」

というドクター。

そして、その時がきた。

「陣痛、き、きます!!」

「いきんで~!」

産まれた~!!

 

ボーは、生命の誕生に感動し涙した。

 

母は、母子ともに無事であることに安堵し涙した。

 

私は、痛みから解放されたことに涙した。

 

 

終り。

 

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「やっと会えたね、私の赤ちゃん笑キラキラ

なんていう感動の場面を想像してたんですがね、

現実は全く違いました。

前に、子宮口全開から3時間半いきんだ、と書きましたが、

母と出産話をしていたら、4時間半だったことがわかりました。

こんなに長いこといきんでたんで、実はサムの産声を確認する余裕も、五体満足か確認する余裕も全くなく、

産声に関しては、記憶にも残っていません(なのでブログの産声は想像です)。

とにかく、これでやっと痛みから解放される…。

長かったよ~~~泣き2

という涙でした。

 

本当はもっと細かく書きたかったのですが、

子育てに時間を取られて書く時間もないので、細かい部分ははしょります。

出産話はこれにておしまいです笑い泣き

でも、産後話がまだあって、それに関してはまた時間があったらブログにアップしたいと思います。

 

本当大変な出産だったけれど、それから早いもので7カ月が過ぎました。

サムは四つん這いになって前後に揺れる動作をしょっちゅうしています。

ハイハイまであとちょっと!といったところ。

お座りもようやく安定してきました。

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最後に、先週の日曜日、ボー実家周辺を散歩した時の写真を。

 

 

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天気は良かったけれど、マイナス10度近く気温が下がり、更に海風も強くてめちゃくちゃ寒かったです嫌寒

サムはそんな中でもベビーカーの中でスヤスヤと気持ちよさそうに眠っていました。