吾輩は短足である 3 | Moose Nose ~スウェーデンから日本へ~

Moose Nose ~スウェーデンから日本へ~

8年のスウェーデン生活を終え、家族で日本に引っ越して来ました。

スウェーデンへ移住してすぐ、私は自転車を買った。
義祖父母が移住祝いにプレゼントしてくれたのである。
私達は車を持っていないので、
夏になるとサイクリングをして楽しんでいたのだが、
気づけばここ2年ほど、自転車には乗っていない。

自転車置き場はアパートの地下にある。
勿論、私の自転車もそこに置いてある。
が、乗らなさすぎて、私はどれが自分の自転車かわからなくなってしまった。

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サドルの低さで一発でわかる自分の自転車!!吐血sei

 

でも、

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悲しいけど、

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説得力あり泣く

 

ちなみにこれ、一番低くしてあるのだが、

それでも、

つま先立ち…あへへ

(写真は2012年のもの)

でも、これよりも小さいサイズの自転車は無かったのである…。

 

 

まだスウェーデンへ移住する前のことになるが、

ボーを訪ねてスウェーデンへ遊びにきたときに、

ボー実家の周辺をサイクリングしようということになった。

その時に、義両親の自転車を借りることにしたのだが、

サドルを一番低くしてもらうも、地面どころかペダルにも足が届かないという事態にまっしろ

これではサイクリングはできないね、と一旦諦めた私だったが、

「ちょっと待って。」

とサドルを引っ張りだしたパパ。

そして、

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のこぎりで鉄の棒部分を切り取ろうとするではないかびっくり猫びっくり

「そ、そこまでしなくていいですよ!汗

と焦った私だったが、

「いいのいいの、こんくらい切ってもどうってことないから。」

と、パパ。

一番低くしても10㎝くらい鉄の棒部分が見えていたのだが、

その余計な部分を切り取れば、更に低く設置できるだろう、とのことだった。

自転車に乗るために、ここまでされた人は他にいるだろうか…。

親切にされてありがたいのやら、悲しいのやら…あへへ

 

切り取り後、サドルを自転車本体に設置。

勿論一番低くした。

無事に…、

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つま先がペダルに届いた(ギリギリ)

でも、この低さが限界。

まぁ、乗れなくもないので予定通りサイクリングはしたが、

終始足をプルプルさせながらこぎましたわ…。

 

吾輩は短足である泣きおまめピエーン

 

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自転車に乗ってるスウェーデン人を見ると、

私には考えられないほどサドルを高くしている人がいます。

そんなに高くて地面に足が着くの?

と思うのですが、これまた着いちゃうんですよね~、スウェーデン人はポカーンすごい

地面に届かなくてもノープロブレム。

一旦サドルから降りて信号待ちしてる人もよく見かけます。

でも、めっちゃ面倒くさそうだなーといつも思います。

できれば自転車に乗ったまま止まっていたいけどな~ニワトリ。

 

そしてスウェーデンの自転車、サドルだけでなく、値段も高いんです。

日本みたいに1万円と手頃な値段では売っていません。

自転車屋さんに行ったのが四年前なので、ハッキリとは覚えていないのですが、

安くても、3000SEK(約37000円)くらいだったと思います。

ちなみに私の自転車もそれくらいでした。

ボーちゃんの自転車は4500SEK(約55000円)くらいしたそうです。

これでもまだ安い方なのかな…。

10万近くするものが多かったような気がします。

 

で、上の自転車写真を見るとお分かりのように、

ごっつい自転車や競技用みたいな自転車がほとんどです。

値段が値段だけに、作りもしっかりしています。

道路が綺麗に舗装されてないところが多い、

自転車通勤者が多い(自転車専用レーンがあります)、

などが、値段が高くてクオリティーの良い自転車が多い理由なのかな~(私見ですが)。

 

私はやはり、乗り慣れた日本の自転車の方が好みです。

足もちゃんと地面に着くし…。