ヨーテボリ、再び | Moose Nose ~スウェーデンから日本へ~

Moose Nose ~スウェーデンから日本へ~

8年のスウェーデン生活を終え、家族で日本に引っ越して来ました。

またまた久しぶりの更新となってしまいました。

昨日無事にヨーテボリに戻ってきました。
日本、26度。
ヨーテボリ、13度。
温度差激しすぎ…。

出発前に毎回思う事があります。
「(ヨーテボリ行)ばっくれようかな…。| 壁 |д・)」
でも、結局戻ってきてしまいます。

左手の薬指がなんだか重く感じました。
逃げられない鎖のような…。
相方と結婚したことに後悔は全くありません。
でも、複雑な感情、という意味で国際結婚の重みを感じます。

飛行機の中でぼんやり思いました。
「今この現状は夢なのではないか。
目が覚めれば実家のベッドではないか。」
でも、夢ではなく現実でした。

ヨーテボリに着いて思いました。
「ここは本当にスウェーデンなのかな。
13時間前にいたあの場所は本当に日本だったのかな。」
自分がどこにいて、今どこに立っているのかわからない、なんだか不思議な感じでした。

以前、『世界番付』という番組で、タイ出身のコメンテーターがサプライズで帰省して父親に会いに行く、という企画があったのですが、
そのときの父親の言葉がとても印象的でした。
「息子にいつでも会いたいと思っているけれど、簡単に会える距離ではない。
でも、人生ってこんなもんだろ。」
簡単に聞こえるけれど、とっても深い言葉だなと。

会いたいけれど、簡単には会えない。
寂しいけれど、寂しいのは自分だけじゃない。
人生ってこんなもん。
家族を想いながら、今日からまたヨーテボリで踏ん張っていく。

マッキーの『遠く遠く』がBGMとして頭の中で今流れております(笑)。


搭乗前。
飛行機の奥には展望台が(丸く囲っているところ)。

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いつも展望台で見送ってくれる両親。
ここにいるのかな~なんて思いながら写真を撮ったら、
母もそんなことを思いながら向かい側から写真を撮ってくれていました。
丸く囲っている場所らへんが私達がいたところ。

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今日の朝ごはんは、ママが買ってくれたエビサンド。

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ゼラニウムの花も買って飾ってくれていました。

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今日から荷解きを徐々にしていかなければ…。

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