日本食レストラン | Moose Nose ~スウェーデンから日本へ~

Moose Nose ~スウェーデンから日本へ~

8年のスウェーデン生活を終え、家族で日本に引っ越して来ました。

先日、相方と二人で外食したときの話。
相方の友達が、
「スウェーデン人が経営する日本食レストランがあって、そこの料理がすんごい美味しい!特にSASHIMIが!!」
と絶賛していたので、噂のレストラン「hello monkey」へ。
ネーミングのモンキー(日本人=サル?)が少々気になるところであるが、
まぁ、良しとしよう。
メニューはラーメンや照り焼きステーキなどもそろっており、
あ~、日本のメニューだ~
なんて感心していた。
が、しかし、全てのラーメンの具材の詳細に
KIMUCHI
と書かれていた。

なんか微妙に日本とずれてる・・・。

相方友達が大好きと言っていた刺身の盛り合わせもあったのだが、
1~2人前でなんと4500円。

たかっっっΣ(゚д゚;)!!

刺身嫌いな相方は、私が食べたかったら頼んでもいいと言っていたのだが、
さすがに一人でそこまでは贅沢はできないので、
枝豆、餃子その他もろもろの盛り合わせ、そして豚肉サラダをオーダーし、相方と二人でシェアすることにした。
飲み物はサッポロビール。

しかし、ふと上の方を見上げると・・・

梅酒( ゚Д゚)!!!!!!
こっちオーダーすれば良かった~~。
私はお酒が弱いので、外で外食するときはだいたい1杯だけで済ませることが多い。
お腹いっぱいからの悪酔いをすることがここ最近増えてきたのである。
梅酒の存在に気づいた時にはすでにサッポロビールに口をつけてしまっていて、時すでに遅し・・・。
次回にリベンジすることにしよう。


お店には5人のウェイター&ウェイトレスと2人の料理人で切り盛りしていた。
まず人数設定が間違っていることが見てわかる。
めちゃくちゃ必死に料理を作っている料理人の横で、
料理が中々出てこなくて暇なのか、楽しく談笑している従業員。
中にはお酒も飲んでいる人もいた。
せめてあと一人、厨房に回そうよ・・・と思う。
また、料理が出てくるタイミングもちょいとおかしい。
枝豆がすぐに出てくるとおもいきや、
待てども待てども出てこない。
酒のつまみがなければ酒も楽しめない。
そして30分ほどしてようやく、枝豆を含むオーダーした全ての料理が出てきたのである。

枝豆をおかずにしろってか?


しかし空腹なのでそんなことは気にしてられない。
久々の枝豆に手を伸ばす。
が、しかし、塩味が足りない・・・。
おまけに横には醤油がついている・・・。
おそらく醤油に浸してお召し上がりください、ということなのであろう。
枝豆には塩でしょ・・・。
と思い、お店の人に枝豆にお塩がもう少し欲しいのですが、とオーダー。
すると、店の人が持ってきたのがこれ。

ど~~~~ん!!
塩山盛り!!
お清め用ですか?
塩分高すぎでしょ~よ。


そんな山盛りのお塩からちょこっとだけつまんで枝豆に塩をかけた。
ちょうどいい塩味になりビールが進む。
久しぶりの枝豆&ビールに幸せを感じた。


味もまぁまぁ美味しかったのだが、韓国、中国、タイ、日本料理がミックスされている感じで、
ここは本当に日本食レストランなのか?
と後々インターネットで検索したところ、
アジアンレストランと記されていた。
なるほど、だからどの料理も微妙にミックスされてるのか・・・。


私のアパートから歩いて15分のところに、
日本人が経営する寿司屋がある。
店の中では携帯の電源を切らなければならず、そして写真撮影もダメらしい。
日本人からしてみれば、あ~そういうところか、と納得できるのであるが、
スウェーデン人には珍しいのか、笑いのネタになっている。
料理の評判がとても良いので気になるところである。
今度はそこへ行くことにしよう。



・割りばしの裏に記載されていたお箸講座