母には(標準治療以外にも)闘病を支えてくれる頼もしい助っ人たちがいる。


二番目は水素水生成器。


1st.ラインのタグリッソは間質性肺炎のため半年で使えなくなってしまった。2nd.ラインの抗がん剤治療(カルボプラチン・アリムタ・アバスチン/201909〜)を始めた時、弟が水素水生成器を買ってきた。水素の効用が書かれた本に「活性酸素を除去してくれるらしい」とあって、何となく良さそうだと思った。母もそう言っていた。


それ以来、入院する時は病室に持ち込んで、ほぼ毎日(年に360日以上…こういうところが母はすごいと思う)、カニューレを付けて水素を吸い、出来上がった水を飲み、残った分で洗顔している。(体に良いかは分からないけど、飲みやすくて美味しいので、私も分けてもらっている。ちなみに母はときどき「お肌がきれいね」と褒められるらしい笑)


「ほんまかいな!?」と思わないでもないが、「活性酸素を除去することで、抗がん剤のダメージが軽減されているのでは?」と信じて、毎日コツコツ吸い、飲んでいる。


もちろんエビデンスはない。

それでも、水素吸入&水素水飲用は、治療の副作用を軽くするのに、ずいぶん貢献してくれているんじゃないか?根拠はないけど、母も私も信じている。しんじるものはすくわれる。