びっくりするほどは効かないだろう、
でも緩やかでも効いてくれたらいいな、
風向きがちょっとでもいい方に変わったらうれしいな…そんな期待はしてたけど、今回は母も周りも心配はしてなかった。だって二回目だったから。前回使った時、目立った副作用はなかったから。
点滴が済んで、母を家に送り届けて自宅に戻った途端、母から「悪寒が止まらない、病院へ行きたい」と電話があり再び車で病院へ戻った。
レントゲン、血液検査、主治医の診察、点滴(何を打ってもらった?)…軽いアレルギー反応があったようだけど、大丈夫そうだということで帰宅した。
前回大丈夫だったから今回も(副作用は)大丈夫、と思い込んでた。免疫チェックポイント阻害薬は殺細胞性抗がん剤ではないからそんなに怖くない、という思い込みもあった。
心配で神経を擦り減らす必要はないけど、何が起きるかわからないという気構えは忘れたらあかんなと思った。
急な体調変化にビビった母に頼まれて、この日は実家に泊まった。夜中にたびたび咳をしていることがわかり、心配で寝られなくなってしまった。
もう一度、ゆるくていいから効いてほしい。そして、もう一度分子標的薬に繋いでほしい。どうぞ穏やかに。