追3)Realistic Paint Studio 試し描き | ARIEL WIND

ARIEL WIND

水彩で人物画を描いています

Realistic Paint Studio 試用版を使ってみました

 

SALT「塩」がある!!(右下パレット横)

 

たしかに、水彩画で塩は大事w

塗れてるところにテーブルソルトを振ると、塩が水分を吸収して綿雪のような面白いテクスチュアが表現できます

 

ユニークなカラーパレット(パンセット)は良いですね

Rebelle には無い特色です

 

水彩の質感も凄く良いですね

Realistic をうたうだけはあります

 

Fresco, Krita, Painter にも勝るレベルの質感です

(※水彩に関してはRebelleのライバルになれるソフトは現状ありません)

 

これは鉛筆のセット

 

いいですね~

絵心をくすぐります音譜

 

鉛筆の質感、申し分ないです

Rebelleのように紙テクスチュア干渉も無しにここまで出来れば大したもの

 

パステルもいい感じ(左下)

 

何気に驚いたのはマーカー(左下から上)

水彩ブレンドのような質感が出せました

 

最後、エクスポートしたら

こんな演出が!

これも面白いですね~

 

 

なんといってもUIが面白いですね

 

Rebelleと大きく違うのは

水彩のディフュージョン、水の流れのシミュレーション、

水彩紙テクスチュアの干渉、ドライブラシ系は無いです

 

カラーブレンドやカラーパレットは良い感じカラーパレット

 

 

これで19USD => 2800JPY なら安いものですね

サブスクリプションも無し、ライフタイムライセンスです(一生涯)

これくらいなら遊びでRebelleに続く互換ソフトウェアとしてサブで使ってもいいかなと思えます

 

 

追記ー

鉛筆と水彩でぱっと走り描き

 

鉛筆は特に不満は無いですね。鉛筆を寝せた時のチルト度合いがカーソル上に補助表示されるので描きやすいです

 

水彩に関しては

Rebelleと他の全てのソフトウェアではもう勝負にならないですね

Wet/Dryの挙動やデフュージョンをRebelleでは実際にやっているのに対して

クリップスタジオやKrita, Procreate 等は結果論的にデフュージョンがあったように見せかけているという感じ

 

あとは左側にグレージングしているのを視ても解る通り

色の混色が水彩のSubtractive color mixing (減色混合) ではないです

デジタルだけやる人は何の違和感も感じないかもしれませんが

リアル画材で描く人にとってはこれは異世界の混色ですw

 

あとカラーホイールやパレットから選んだ色と

キャンバス上に反映される色がけっこう違い

Oversaturated で描かれる(現在の選択色>   で胸ポケットのところを塗っている>   )ので、これも慣れるまで時間がかかりそうですね

 

 

 

使い始めて2h程度ではフェアなレビューにはならないので

経験者さんの水彩?ペイントで

 

 

追記3-

紙面が濡れた状態で塩ふりかけた効果

(かけすぎました)