公立高校の倍率を考察する⑤北摂大渋滞の着地点 | 母と娘の教育日誌〜学力は遺伝じゃない!高校受験から目指す大学受験〜

母と娘の教育日誌〜学力は遺伝じゃない!高校受験から目指す大学受験〜

社会人1年生の長女と大阪公立文理学科高校3年の次女の教育記録。

今年は次女の大学受験!

理系国公立大学受験に向けて頑張ってますが、さてさてどうなるやら?

最近は美容ネタが多し(笑)

北摂地域と言えば、教育水準も高く

それだけに、年々文理学科志望者も

増えているように思う。


あと2校くらい文理学科を

増やさなければならない

のでは無いかと思うくらい

まさに大渋滞である。


⚫︎北野高校

北の代表、いや大阪の代表

いや、もはや日本屈指の公立高校。

倍率は昨年とはあまり変わらず

1.35倍。


2017年、2018年は1.1倍台だったのが

2019年より1.3倍台に上がり

その後は安定している。

学区撤廃により通学範囲は

年々広がっているため優秀層の

レベルも上がっている気がする。


⚫︎茨木高校

今や北野、天王寺に次ぐ大学実績で

人気が高い。

進路希望調査から高い倍率を叩き出して

いたのだが、蓋をあけてみると

意外なことに1.43倍でおさまった。

大手前と豊中に流れたものと思われる。

昨年の1.53倍からも0.1減っている

ので、希望者にとってはまだ戦いやすい

倍率となったのではないだろうか。


⚫︎豊中高校

この北摂大渋滞の中で1番煽りを

受けた形となった豊中高校。

昨年と比べても茨木と同じ1.53倍から

1.61倍と0.8も上がっている。

北でいうとここを諦めると

文理学科を諦めるという境界線でも

あるため、みんなの文理学科を熱望する

気持ちの表れと見てもよいのではないか。


⚫︎春日丘高校

今や文理学科と遜色のない偏差値や

大学実績のため、毎年高倍率

で、かなりの人気を博している。

南の泉陽と同様、準文理学科と言っても

過言ではない立ち位置。

希望調査の段階からも高倍率で

豊中からこちらに移動することも

躊躇われたように思う。

最終、1.62倍という今年1番の倍率で

幕を閉じた。


以上4校の大渋滞現象は昨年から

続いている。

大量に不合格者が出たため私立への

戻りが多く今年は私立高校も

厳しい状況となっていた。

今年も同じようになるであろうから

来年の受験者は覚悟が必要に

なるだろう。