北摂地域と言えば、教育水準も高く
それだけに、年々文理学科志望者も
増えているように思う。
あと2校くらい文理学科を
増やさなければならない
のでは無いかと思うくらい
まさに大渋滞である。
⚫︎北野高校
北の代表、いや大阪の代表
いや、もはや日本屈指の公立高校。
倍率は昨年とはあまり変わらず
1.35倍。
2017年、2018年は1.1倍台だったのが
2019年より1.3倍台に上がり
その後は安定している。
学区撤廃により通学範囲は
年々広がっているため優秀層の
レベルも上がっている気がする。
⚫︎茨木高校
今や北野、天王寺に次ぐ大学実績で
人気が高い。
進路希望調査から高い倍率を叩き出して
いたのだが、蓋をあけてみると
意外なことに1.43倍でおさまった。
大手前と豊中に流れたものと思われる。
昨年の1.53倍からも0.1減っている
ので、希望者にとってはまだ戦いやすい
倍率となったのではないだろうか。
⚫︎豊中高校
この北摂大渋滞の中で1番煽りを
受けた形となった豊中高校。
昨年と比べても茨木と同じ1.53倍から
1.61倍と0.8も上がっている。
北でいうとここを諦めると
文理学科を諦めるという境界線でも
あるため、みんなの文理学科を熱望する
気持ちの表れと見てもよいのではないか。
⚫︎春日丘高校
今や文理学科と遜色のない偏差値や
大学実績のため、毎年高倍率
で、かなりの人気を博している。
南の泉陽と同様、準文理学科と言っても
過言ではない立ち位置。
希望調査の段階からも高倍率で
豊中からこちらに移動することも
躊躇われたように思う。
最終、1.62倍という今年1番の倍率で
幕を閉じた。
以上4校の大渋滞現象は昨年から
続いている。
大量に不合格者が出たため私立への
戻りが多く今年は私立高校も
厳しい状況となっていた。
今年も同じようになるであろうから
来年の受験者は覚悟が必要に
なるだろう。