大阪公立高校のC問題が採用される
高校受験者の英検取得者が年々増えている。
大阪府のホームページに公表されている資料を
元に2020年度と2021年度の人数を
文理学科に絞って比べてみた。
①英検1級や準1級等を取得
(読み替え率100%)
② TOEFL iBT 50点〜59点等を取得
(読み替え率90%)
③英検2級等を取得
(読み替え率80%)
●北野高校
2020年度
①16人 ②1人 ③280人 合計297人
2021年度
①19人 ②0人 ③317人 合計336人 39人
●大手前高校
2020年度
①5人 ②0人 ③166人 合計166人
2021年度
①2人 ②0人 ③177人 合計179人 13人
●高津高校
2020年度
①0人 ②0人 ③74人 合計74人
2021年度
①2人 ②0人 ③88人 合計90人 16人
●天王寺高校
2020年度
①4人 ②0人 ③162人 合計166人
2021年度
①8人 ②0人 ③260人 合計268人 102人
●豊中高校
2020年度
①1人 ②0人 ③110人 合計111人
2021年度
①2人 ②0人 ③178人 合計180人 69人
●茨木高校
2020年度
①0人 ②0人 ③181人 合計181人
2021年度
①3人 ②0人 ③282人 合計285人 104人
●四條畷高校
2020年度
①0人 ②0人 ③82人 合計82人
2021年度
①0人 ②0人 ③114人 合計114人 32人
●生野高校
2020年度
①0人 ②0人 ③31人 合計31人
2021年度
①0人 ②0人 ③56人 合計56人 25人
●三国丘高校
2020年度
①1人 ②0人 ③93人 合計94人
2021年度
①3人 ②0人 ③179人 合計182人 88人
●岸和田高校
2020年度
①0人 ②0人 ③23人 合計23人
2021年度
①0人 ②0人 ③44人 合計44人 21人
以上です。
北野高校に関しては定員320人を
超える336人という脅威の所持率
天王寺高校、茨木高校は
100人以上のアップ⤴️
三国丘高校に関しても
2倍にアップ⤴️
意外にそこまで増えてなかったのが
大手前高校の13人増。
高津高校、生野高校、岸和田高校に
関しては全体的にまだ少ないので
持っていなくても勝負は出来るという
反面、持っていると大きな
アドバンテージになる。
英検、特に1番所持率が高い
英検2級
この英検2級の呪縛に
親子で囚われる
(まさに我が家もそれに該当していた)
S-CBTという1日で4技能全てを受験でき、
一般よりも回数のチャンスが増える
受験方法もある。
しかし、英検2級は遅くとも
中学3年の夏休み前までに
取得することをお勧めしたい。
なぜなら夏休みは9月、10月、11月に
実施される下記の勉強に力を
入れなければならない。
★実力テスト
→実質、私立高校の合否が決まるテスト
★五木の模試
→志望校選びに大きく関わってくる
英検対策ばかりに時間を費やすわけには
いかない。
現在、中学1年や2年の方は
時間のある今のうちにぜひぜひ
英検取得に向けて頑張ってほしい。
娘が英検にトライして思ったのは
英検準2級からトライする場合
準2級はしっかりと得点に繋げる
対策をして臨んでほしい。
そこで、準2級に余裕のある貯金が
あるくらいの合格をしておけば、
2級は比較的受かりやすいの
では無いだろうか。
しかし、長女の時は英検の読み替えは
存在していたがここまで
取り沙汰されていなかったし
北野高校を受ける中での超天才みたいな
人しか中学生で合格出来るなんて
思っていなかった。
時代は変わるものである。