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本当の悪人とは？
以前にも一度書きましたが
もう一度
じっくり考えてみましょう！
陰極まれば陽となり、陽極まれば陰となる
100％の光もないし、100％の影もない
真っ黒もなければ
また
真っ白もない
黒の中には白があり、白の中にも黒がある
陰陽五行の考え方ですね
では
本当の悪人とは？
究極の善も究極の悪もない
善と悪を区別することはできない
悪人の中にも善はあるし
善人の中にも悪の心がある
確かにそうです
こちらのディズニー映画
ご覧になったことがある方も多いと思います
美しいシーンもいいのですが(笑)
この映画で特に印象的だったのは
美女と野獣のダンスのシーン
ではなく(笑)
その後シーン
主人公ベルのお父さんを
無理やり捕らえ、精神病院に入れ、
野獣を倒そうと立ち上がった
村人たち
そして
団結して、城に攻め入る場面
です
とても怖くて、恐ろしいことだ
と
思ったのです
怖かったのは
間違った方向に誘導されてしまった時の
民衆の団結力
です
さあ立ち上がれ
みんなで野獣を倒すぞ！！
一人のリーダーが率いる
善意の村人達によって
野獣はピンチになります
村人達に何も危害を加えていないのに
ただ恐ろしい見た目であるだけで
成敗されようとしている野獣
村人たちの正義によって
野獣の平穏な日常を、突如壊したのは
悪人ではない
自分たちの正義を信じている
善意の村人たち
なのです
物語では、事なきを得て
野獣は無事でしたが
もし誤解のまま成敗してしまっていたら
後で真実を知った時
善意の村人は後悔し反省し
悲しむでしょう
でも
それでは
既に時は遅い
善意の村人は
リーダーに従っただけ
知らなかったから
自分が企てたわけでもなければ
自分から行動を起こしたわけでもない
いつの間にか加担してしまっていただけ
悪気はない
かもしれない
でも
知ろうと努力しなかった
よく考えて行動しなかった
つまり
自分の考えで行動していない
ということだと思うのです
これと同じようなことが
私たちの周りでも起きているかもしれない
起こるかもしれない
何も考えず、何もせず、意見も言わず
皆と同じに行動し
ただ流れに任せていると
自分では知らないところで
取り返しのつかないことに
なっているかもしれない
ちゃんと考えて、本質を見極めて
それから
行動しないといけない
声を上げることや
率先して人々を導いて活動すること
だけが行動ではないから
大きな行動が難しい
なら
情報を収集し
よく考え
間違った行動をしない
そして
闇と戦うのではなく
自分自身が光となる
ことならできるはず
光が一つまた一つと増えていけば
良い方向に進むことが出来るかもしれない
光でありたい
キング牧師の有名な言葉
が２つ
この世で
本当の無知と良心的な愚かさほど
危険なものはない
そして
a ricettaアリチェッタとは
イタリア語で、処方箋、レシピ、受け取る
という意味です
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