こんにちは。
嫌いになった夫と生活し続けて
当時お先真っ暗だった、
離婚カウンセラーの有村優子です。
大好きな人と結婚したはずなのに
どんどん夫のことが嫌いになる。
最初は私だって
夫との楽しい生活を夢見ていました。
必ず幸せになるー！と思っていました。
このままいけば後から幸せはついてくる、
とも思っていました。
それが大きな間違いと気づくのに
時間はかからなかったですね。
夫の何度も繰り返す浮気。
まずこれで信頼関係の崩壊。
好きだったからこそ、
裏切られたら身を切られるようにショックです。
可愛さ余って憎さ百倍。
私も菩薩のようでもなければ
悟りを開いたわけでもありません。
自分の気持ちの根底に
夫への愛情があるのかを探るように
時には夫を必要以上に責めたてたり、
嫌な態度をとってみたり。
それを繰り返すうちに
どんどん夫への愛情が薄れ
やがて枯れ果て、
それと同時に嫌悪感がむくむくと育ちます。
もうそうなると止まりません。
加速度的に夫のことが嫌いになります。
”坊主憎けりゃ袈裟まで憎い”の境地。
夫がソファに座って
テレビを見て笑っているだけなのに
⇒なぜかイラつく
貧乏ゆすりをしている気配だけで
⇒なぜか腹が立つ
家の中で夫とすれ違うとき
⇒なぜか息を止める
夫と一緒にいることが
苦痛以外のなにものでもないのです。
ここまでくると夫を責めるというより
嫌悪の矛先が自分に向いてきます。
夫に優しくできない自分
ここまで夫を嫌いになってしまった自分
夫に聞こえない舌打ちをする自分
意地悪な自分
もう夫だけではなく自分も大嫌いになります。
これが予想以上に大ダメージ
半ばウツ状態です。
家の中に嫌いな人がふたり「夫と自分」
唯一子どもだけが救い。
子どもにとっては本当にいい迷惑です。
「自分で選んだ夫だから責任取らなくちゃ」
重い足カセを自分に課していました。
そして「この苦しさにも耐えなければ！」
というナゾの呪文を自分にかけて
がんじがらめになっていました。
ただ単に夫選びに失敗しただけ、ということを
離婚した後に気づかされました。
失敗って認めたくありませんよね。
今、結婚生活で
自分を押し殺して我慢しているあなた。
まさしく文字通りに自分の心を殺すことが
ありませんように。
夫へ期待をしないこと。
そして自分にも期待しないこと。
私はもっと本当は優しくできるはず。
私はもっと本当はいい人のはず。
いやいや、アタシって元からこんな人よ、って
認めちゃえば楽だった。
これも大切ですね。
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