色えんぴつ絵日記 -73ページ目
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道
もっとシンプルに、自分の決めた道を進む。
「海の底」有川浩
有川浩さんの自衛隊3部作。
これは海上自衛隊の話。
潜水艦に避難した中学生の心の揺れが印象的でした。
裸の王様が裸だと気付く瞬間のような。
恥ずかしさや痛みとともに成長するんですね。
話はまたすごい設定。巨大エビと自衛隊が闘うのです。
昨年行った富士総合火力演習の様子を思い出しながら読みました。
「空の中」有川浩
有川浩さんの自衛隊3部作のひとつで、これは航空自衛隊の話。
空飛ぶ未確認生物を少年が見つけたことから物語は始まります。
突飛な設定で世の中はまた大変なことになるのですが
二つの恋が爽やかで、最後ちょっと含み笑いをしてしまうような作品です。
「塩の街」有川浩
有川浩さんの自衛隊3部作のひとつ。
これは陸上自衛隊員が主人公です。
ある日、街中の人が塩になって固まるというフィクション。
政治、経済、物流が混乱して便利な生活が一変する様子は
東北の震災後と重なります。
人の生活はこれまでどんどん発展してきたけど
何かのきっかけで原点に戻るのかもしれない。
こうして普通に笑ったり食べたり絵を描いたりできる今日は
いつかの時代から見るとすごく幸せな1日かもしれないな、と
そんなことを考えました。
「ガール」奥田英朗
30代の女性を主人公にした短編集。
「日本人はこうでしょう」と外国人に断定されると
確かに当てはまるけど、それだけじゃないのになぁと思います。
その「日本人」を「30代女性」に替えたような読後感。
「すれ違う背中を」乃南アサ
「いつか陽のあたる場所で」の続編。
主人公の姿は痛々しくもあり、もどかしくもあり。
「いつか陽のあたる場所で」乃南アサ
前科のある女性2人の話。
家族に縁を切られるのは悲しいけど
切る家族もまた悲しいのだと思うと切ない。
「ボクの町」「駆け込み交番」でおなじみのおまわりさんが登場します。
そこだけちょっとホッとするシーン。
「駆け込み交番」乃南アサ
「ボクの町」の続編。
見習いだった主人公がちゃんと巡査になってます。
この町に住む「とどろきセブン」は
警察官を掌で転がすかっこいいお年寄り集団。
こんなふうに年を重ねられたらいいなぁ。
「ボクの町」乃南アサ
巡査見習いの主人公が失敗を繰り返し不満を抱えながら成長していく話。
笑いながら読めるけど
交番に立つおまわりさんをねぎらいたくなります。
イラストに描いた建物は、元町にあるかわいい交番。
「看守眼」横山秀夫
真面目な人でも少しの弱さやズルさで道を誤ることがあります。
わかるわかる、でも危ないなぁ、と思いながら読みました。
横山秀夫さんの作品は事件を解く楽しみと
新聞社を社会見学してるような楽しみがあって大好き。
新作が出るといいなぁ。
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