以前記事にしましたが

版権のある輸入物は

早ければ5年前から獲得交渉に入ります

韓国ミュージカルに関しては

かなり直近でも大丈夫なようですが

そして交渉の際に

キャストやコーディネーターが

指名される場合も多数あります


アナスタシアは

真風涼帆と星風まどかが演じる前提での

契約であり

アナスタシア終了後には

花組に組み替えになる事は

決まっていたようです


オリジナル演目にしても

本公演の場合1年前には

各主演者を想定して

演出家が企画案を出します


スヴィッツラハウスやホームズは

まどかを想定して企画していない

バロックロックは

まどかを想定して企画していた

誰が考えてもわかる事です


すべての興行の準備は

役者が稽古に入る時には

すべて終わっています

よく とても短絡的に

〇〇だったからこうなった みたいな

まことしやかなお話を聞きますが

そんなに簡単に短期間に

動くものではないのです


星風が異動を希望して

叶えてもらった 等と言う事では

ありません

まあ 異動がわかっていたからこそ

腹に据えかねていた厳しい指導を

告発して一矢報いたい と

考えたのかどうかはわかりませんが


そもそも宝塚だけでなく

組織の人事異動に個人の要望が

通ることはあまりありません

本人に代替の出来ない能力があるか

見えない大きな力が動くか 

これをカネコネと言う😓


残念ながら

まだまだアンサンブルキャストの劇団員が

人間関係を理由に

異動を希望しても

通らないのは当然の事なのです


そして 

ハラスメントの行為者の処遇について

皆様が世間とのズレを

指摘しておられますが

その世間とはどこの世間でしょうか


狭い世間に生きている私が

確認出来ているだけでも

ハラスメントと認められるが

一概に責めるには疑問があり

注意に留める事案は結構あります


それは

ハラスメントを受けた側と

企業が話し合いをして決定をしているわけで

特に当事者が亡くなり

因果関係が既にわからない

今回のような事案は

第三者が 例え株主であっても

簡単に踏み込んではならないように

思います


特に今回の株主や

かなりの観覧数を持つブログ主が

亡くなった方の氏名をおっしゃるのは

それこそ何かズレがあるとしか

思えません


企業には企業が出来る

最大限の改善努力をして頂きたい

演劇に携わる者は

時代に即するメソッドを模索して

より素晴らしい作品を

作り出して頂きたい


そして私達は

哀悼の気持ちを怒りや攻撃に

変えることなく

静かに思いを馳せましょう


否定や批判ばかりせず

もっと人を信じても

バチはあたらないと思います