宙組子達は
いつ集合がかかってもよいように
各自 自主レス 体つくり 等
インプットの日々を過ごしています

お声掛けや振り写しの復活が
パワハラ案件に上がっていますが
舞台の質を保ち 
且つ安全に実施するためには
現状
決して不必要或いは悪習とは言えず
代わりの方法を構築するには
まず稽古 公演をするしかありません

実際 宙パガドの初日には
下級生の段取りが全く出来ていなく
スタッフにも迷惑を掛けた為に
長の期の長が
多大に叱責される事態に陥りました

勿論この際の叱責が過剰であり
過重労働に疲弊していた故人を
追い詰めた事に間違いはなく
庇うつもりはありませんが
もう一つ大切なのは
今後このような事態を招かない為には
どうしたら良いのか
叱責した上級生だけが反省して
再び起こらないのだろうか
と言う点です

指導者はみな困惑しています

自主稽古を促せば
時間外労働だと言われ
椅子を並べる作業だけでも
何故 下級生がやらないといけないのか
と文句を言われ
どうやって指導してよいのか
わからない
何をしても 何を言っても
パワハラだと言われる
放っておいたら怪我をするのは
目に見えている
わかってもらうために
口調が厳しくなるのもパワハラ?
アドバイスをしたらいじめ?
遂には親御さんが乗り込んでくる

指導者にしてこの困惑です

ましてや
セリフもフリも楽曲も
膨大にある上級生が
下級生を指導するなど
不可能ではないでしょうか

これは劇団員を生徒と呼ぶ
宝塚特有の上下関係です
このヒエラルキーがいじめを生む訳ですが
上級生は膨大な稽古の他時間を割いて
下級生の指導もする
多忙な上級生の為に下級生は
稽古の小道具の用意や雑務をする傍ら
上級生の芸を学ぶ
そこに育てる 繋ぐ 伝承する
という私達が愛する宝塚歌劇が
100年続いてきた由縁でもあります

当然 宙組だけの問題ではありません

宝塚歌劇だけの問題でもありません

芸能の世界だけでなく
師弟関係のあるすべての分野で
起こる問題なのです

価値観の変化してきている世代間で
いか共有物を作り上げていくのか
根本はそこにあるのかな?と感じます
世代が違っても
その分野を愛し 
そこで生きていこうと覚悟を決めた者同士
きっと きっと なんらかの
着地点は見いだせると信じます

この分野に興味もなく知識もない
匿名の亡霊さんたち
遊びの延長でのいじめや
ストレス発散のパワハラと同じに
この問題を語るのは
ただの無知を曝け出してるだけなので
皆様も一喜一憂されませんように