坊主憎けりゃ

野口です。　

大阪に戻り、車を運転していると奇妙な車に出合います。　まるでスペインかイタリアかで行われる「トマト祭り」に参加してきたような赤く汚れたプレートです。　それが大阪維新万博用の特別仕様だと知ったのは数か月前です。　

不適切な表現だとは自覚していますが、見ようによっては人を跳ねた時の”返り血”のようにも見えます。　いずれにしてもセンスを疑うような醜悪さです。　そしてその交付には手数料がかかります。　しかも寄付付きなら赤色の血しぶきにアップグレードされる代物です。　今回の維新万博の利害関係者に強制的に買わせているのかと思ってしまいます。　

私は今回の大阪維新万博には全くワクワク感を感じていません。　もちろん行くことはありません。　無料の入場券をいただいたとしても同じことです。　そんな“先入観”を持っているからこのナンバープレートに嫌悪感を感じてしまうのかも知れません。　まるで「坊主憎けりゃ～」と同じです。　

一度交付されたナンバープレート車は廃車するまでこの辺りを走り回るのでしょう。　しばらくは見ることに成るでしょうか…。　

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